
象印STAN.コーヒーメーカー「EC-XA30」購入レビュー!アイスコーヒーも
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象印STAN.シリーズとは
失礼ながら、象印と聞いて「おしゃれ」なブランドイメージを持つ人は少ないかなと思うんですが、実はあるんですよ。象印にもおしゃれな家電が!
それらは『STAN.(スタン)』シリーズとして現在5種類販売されているんですが、どれも黒と薄茶色を基調とした統一されたデザインになっていてすごくおしゃれなんです。
STAN.の語源としては「STANDBAY(スタンバイ)・STANDARD(スタンダード)・STANCE(スタンス)」の3つの頭を取っているらしく、
いつでも準備万端であなたの生活のそばにいられるようなものを作っていきますよーというような意味が込められているのかなと。
最初はおしゃれな炊飯器を探していてたまたまこのSTAN.シリーズに出会ったんですが、気づけばコーヒーメーカーもSTAN.を選んでいて、我が家にはすでに2種類のSTAN.家電があります。
象印STAN.シリーズの特徴は、シンプルに必要最低限の機能のみを備え、手入れのしやすさにこだわった感じなので、そこまでの機能は必要なくとにかく見た目がおしゃれなものが欲しい!という人におすすめです。
象印STAN.コーヒーメーカー購入レビュー
1〜3杯用コーヒーメーカー
象印STAN.のコーヒーメーカーで落とせるのは、ホットコーヒーだと1~3杯分(マグカップ1~2杯分)、アイスコーヒーだと2杯分なので、普段1〜2杯くらいしか落とさない人にとっては、本体もコンパクトでガラス容器も無駄に大きくないので使いやすいと思います。
うちは夫婦2人家族なので、このサイズがちょうどぴったりでした。
本体を横向きではなく縦向きに置けばなんと15cm幅に収まります!
ミル機能はない
象印STAN.コーヒーメーカーには豆を挽くミル機能はないので、使えるのはコーヒー粉だけです。また、そのコーヒー粉も「細挽き」だと濃くなり過ぎたり粉がペーパーから溢れる可能性があるので、必ず「中細挽き」の粉を使う必要があります。
※コーヒーメーカー用の粉は通常「中細挽き」なので、普通のコーヒー粉を使っていれば大丈夫です
※紙フィルターなしでは落とせないので注意
専用スプーンで計量は楽
STAN.コーヒーメーカーには専用のスプーンがついているので、コーヒー粉の計量は簡単にできます。
<コーヒー粉を専用スプーンで計量する場合の必要量>
ホットコーヒー (コーヒーカップ) |
ホットコーヒー (マグカップ) |
アイスコーヒー (マグカップ) |
|
---|---|---|---|
1杯分 | 1杯 | 1杯半 | - |
2杯分 | 2杯 | 2杯半 | 3杯 |
3杯分 | 2杯半 | - | - |
※スプーン1杯(約9.5g)
1/2杯もスプーンの内側にラインがあるので計量しやすく、スプーン自体にも何杯入れればいいかが書いてあるので杯数を覚える必要もありません。
シンプルで必要最低限の機能を備える
コーヒーメーカーの機能としてはほんとにお湯を落とすだけのシンプルな構造で、スイッチも電源のオンオフのみです。
でも、お湯は5つの穴からリズミカルに降り注ぐようになっていたり、浄水フィルターが入っていて水道水でも美味しいコーヒーが淹れられるようになっていたりと、シンプルながらもコーヒーメーカーとして必要最低限の機能はちゃんと備わっているという印象。
また、電源を入れると連動して保温機能もオンになるんですが、この保温は自動でオフにはならないので、使用後は早めに電源を切ってコンセントも抜くようにし、空焚きには注意してください。
洗いやすい構造
私がSTAN.コーヒーメーカーで一番気に入っているのはこの「洗いやすさ」です。
フィルター部分が本体と別になっているので本体がコーヒーで汚れることがないのと、給水タンクも取り出せるので水も入れやすいしタンク自体も洗いやすいです。
しかも、コーヒーを落としたあとは水タンクにほとんど水が残らないくらいきれいに使い切れるので、いつも洗うのはガラス容器だけで水タンクは次回までそのまま入れっぱなしで放置しています。
やはりコーヒー1杯飲むのに準備や後片付けが大変だとわざわざコーヒーメーカーを使う気になれないので、この手軽さはかなり良かったです。
アイスコーヒーも落とせる
個人的にはこの機能が一番欲しかったので、アイスコーヒーも落とせることが購入時の決め手になりました。
アイスコーヒーは1杯だけでは落とせず、必ず2杯分を1回で落とす必要があるんですが、まあ余った分は冷蔵庫で冷やしておけるのでそこはそんなに気になりませんでした。
アイスコーヒーを作る時は、アイスコーヒー用の水タンク目盛りで普通に落とした後、氷を5〜6個くらい入れたグラス2個にそれぞれ熱々のまま注げばOK。
※取扱説明書には書いてないんですが、私はガラス容器の方にあらかじめ氷を入れておいてそこに直接コーヒーを落としてます(そうするとガラス容器のまま残りを冷蔵庫で冷やしておけるので)。
意外とホットコーヒーとアイスコーヒーを両方落とせるコーヒーメーカーって少ないんですが、夏でも冬でも一年中楽しめるのでおすすめです。
象印STAN.コーヒーメーカーのレビューまとめ
ここまでの内容を簡単にまとめてみると、
私が象印STAN.コーヒーメーカーを購入して良かった点は、洗いやすくてアイスコーヒーも落とせるところ。
また、購入してイマイチだった点は、保温機能の自動オフ機能がないのと、アイスコーヒーが1杯分だけ落とせないところですかね。
基本的にコーヒーは落としたらすぐに飲むので、そもそも保温機能の必要性はあまり感じなかったのと、自動で保温が切れてくれないのでコーヒーを落としたことを忘れたらつけっぱなしになってしまうのが気になります。
ただその心配があるおかげで逆にコーヒーの飲み忘れは全然ないんですが(笑)。
アイスコーヒーも私が1人の時に飲むことも多いので、1杯分だけ落とせたらさらに便利だったんですけど、あんまりお湯の量が少なすぎるとコーヒーを美味しく落とせないのかなとも思うので、これはまあ仕方のないことなのかもしれません。
でも気になったのはほんとにそのくらいで、見た目もおしゃれだし手入れも楽なので総合的にはすごく気に入ってます。
なんか夜寝る前にセットしておいたら朝設定した時間に自動でコーヒーが出来てるみたいな高性能なコーヒーメーカーもあると思いますが、私にはこのシンプルな機能だけで十分という感じでした。
何と言っても手入れが楽なので…(これほんと大事)!
とりあえず自動でお湯を落としてくれさえすればそれでいい!
ということで、私と同じ気持ちのそんなあなたにはこの象印STAN.シリーズのコーヒーメーカーがおすすめです。
その他の象印STAN.シリーズ家電
また、コーヒーメーカーの他にも4種類のSTAN.シリーズ家電があるので、それらについても簡単に紹介しておきます。
IH炊飯ジャー|NW-SA10
STAN.のIH炊飯ジャーは私も持ってるんですが、普通の炊飯機能に加えて「ベビーごはん」が炊けるのが特徴です。
2倍・5倍・7倍・10倍がゆ用の水位目盛りが釜にあるので、それぞれ半合のお米で炊くだけで簡単に月齢に合わせた離乳食が作れます。
また、保温機能もおいしく食べられる時間を出来るだけ長く保つ「うるつや保温」と、炊きたてのような熱々のごはんが食べたい人向けの「高め保温」の2種類があり、炊き込みご飯など使用後のにおいが気になる場合は、水だけで行うクリーニング機能もあります。
あとはやはり洗いやすさがSTAN.らしいところかなと。
本体上面がフラットなのでさっと一拭きするだけでキレイになるし、内ぶたも余計な部品がついてないのですごく洗いやすいです。
外ぶたの裏側は取り外せないので布で拭くぐらいしかできないんですが、これも手が入りやすい構造になっているので拭きやすいです。
電動ポット|CP-CA12
STAN.の電動ポットは、90℃と70℃のお湯が出せる最大容量1.2リットルのポットです。
最初に沸騰させてからそれぞれの設定温度に下がるまで待つので、湯沸かしに約6分かかったあとさらに、90℃になるまでに約15分、70℃になるまでには約50分かかります(満水の場合)。
90℃のお湯は、煎茶・紅茶・インスタントコーヒー・インスタントみそ汁などに、70℃のお湯は、赤ちゃんの粉ミルクや玉露に使うのがおすすめです。
お手入れとしては、1~3か月に1回程度クエン酸洗浄を行うように説明書には書かれていました。
ホットプレート|EA-FA10
STAN.のホットプレートは、ちょっと深型のシンプルなホットプレートです。
プレートの深さが4cmあるので、たくさんの具材を炒めてもこぼれにくく、ちょっと汁気のあるものでも使えるのが特徴です。
電源コードも2.5mあるので少しくらいコンセントが遠くても大丈夫!
別売りの「たこ焼きプレート」を購入すればたこ焼きもできます。
また、プレートだけでなく本体も丸洗いできるので、すき間から入り込んだ汚れもきれいに落とせて衛生的です。
自動調理なべ|EL-KA23
こちらは2021年10月に発売されたばかりの新商品です。
自動調理なべは私もこれまで使ったことがないので実際どんなことができるのか説明書や付属のレシピ集を見て勉強しました。
構造としては本体の中にホーロー鍋が入っていて、さらにその上に「パックホルダー」という穴のあいた中ぶたみたいなものを乗せることでさらに蒸し料理や袋調理など料理の幅が広がる感じです。
このホーロー鍋はなんと直火もOKなのと、専用の鍋ぶたもついてるので普通の鍋としても使えます(IHは不可)。
そしてすごいのが、ジッパー付きの袋に入ったものをそのまま袋ごと2個まで調理できるので、味付けしたお肉や野菜を入れていくつかストックしておけば日々の調理がめっちゃ楽になるんじゃないかなと。
よくインスタとかでジップ袋にストックしておく用のレシピが公開されているのを見るんですが、あれはこのためだったのか…!と妙に納得しました。
他にも付属のレシピには、半熟卵、サラダチキン、アクアパッツァ、ローストビーフなどが載っていて、火加減や加熱時間の難しい料理もボタン1つで簡単に出来るようでした。
以上が、STAN.シリーズの紹介になります!
「おしゃれ・シンプル・洗いやすい」がSTAN.家電の魅力だと思うので、コーヒーメーカーも含めいろんなSTAN.を見てみてもらえればと思います。
製品名 |
コーヒーメーカー|EC-XA30
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IH炊飯ジャー|NW-SA10
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電動ポット|CP-CA12
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ホットプレート|EA-FA10
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自動調理なべ|EL-KA23
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製品画像 | |||||
ポイント | 1〜3杯用コーヒーメーカー |
普通の炊飯機能に加えて「ベビーごはん」が炊ける |
90℃と70℃のお湯が出せる最大容量1.2リットルのポット |
プレートの深さが4cmのシンプルなホットプレート |
直火がOKなホーロー鍋、普通の鍋としても使える |
購入 |
※この記事は2021年11月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。