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冬の札幌旅行で雪景色を満喫!おすすめの観光スポット5選を紹介

公開:2022年2月28日 更新:2022年2月28日
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北海道の大人気の観光スポットの一つである札幌。グルメや絶景スポットも多く、春夏秋冬どの季節に行ってもとても魅力的な場所です。今回は私が冬の札幌に実際に行って、すごく良かった場所を5つ紹介します。

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旅行系のブログを執筆しているブロガーです。旅行先や登山で見た美しい景色や美味しい食べ物、可愛らしい動物などの写真を撮るのが好きで、それらをブログ記事にして発信しています。同じ場所に行こうと思っている人の参考になったら嬉しいです。

札幌は北海道の中でも都会の印象がありますが、北海道ならではの大自然が楽しめる場所も結構あります。

北海道の大自然を目で見て、肌で感じられる場所に行くのもおすすめ。

冬の札幌はとても寒いですが、一面広がる雪景色は必見です!

壮大な雪景色が楽しめるモエレ沼公園

モエレ沼公園は、札幌市の北側にある公園。

「環状グリーンベルト構想」によって計画された公園で、彫刻家のイサム・ノグチさんの設計で造られています。

「環状グリーンベルト構想」は、札幌市の市街地を公園や緑地帯で包み込むというもので、元々ゴミ処理場だった場所を整備してモエレ沼公園が造成されました。

イサム・ノグチさんの「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトの元に造成されていて、広大な園内にはモエレ山やガラスのピラミッドなどの幾何学型の構造物が配置してあります。

北海道ならではの壮大な景色が楽しめる公園なので、札幌に行ったら足を延ばして行ってみたい場所の一つです。

壮大な雪景色を見ることが出来る

モエレ沼公園は広大な敷地に造成されている公園で、鮮やかなグリーンに包まれた芝生の広場が広がっています。

冬になると雪が降り積もり、果てしなく広がる雪原の景色に変わります。

ただただ広がる白銀の世界は、とても壮観で見入ってしまうくらい美しい。

札幌に行って壮大な景色を楽しみたい時には、モエレ沼公園に行くことをおすすめします。

モエレ山で雪遊びが出来る

モエレ沼公園の園内にはモエレ山という山があります。

標高は62.4mで、不燃ごみと建築残土を積み上げて造られた人工の山です。雪が積もると真っ白な山となり、美しい景色を作り出してくれます。

親子連れがソリ遊びをするスポットにもなっているので、札幌観光に行って雪遊びがしたい場合はおすすめ。

ソリやスノーシューなどの道具もレンタルしてくれます。レンタル料金は以下の通り。

歩くスキー300円(最大3時間)
スノーシュー300円(最大3時間)
ソリ300円(最大3時間)
長靴200円(最大3時間)

この景色を見ながら滑るソリはすごく気持ちが良いですよ!

写真映えするガラスのピラミッド

モエレ沼公園の園内でひと際目立つ建物がガラスのピラミッド。

文字通りガラスで覆われた建築物で、青空や雪景色を反射させて美しい姿となっています。館内にはレストランやギャラリーがあって、開館している時は無料で入館することが出来ます。

ソリやスノーシューなどのレンタルもこのガラスのピラミッドで行っています。

館内は暖かいので、雪遊びして体が冷えたらガラスのピラミッドの中に入って体を温められるのも嬉しい。

暖かいガラスのピラミッドの中から見る雪景色もなかなか良いです。スッキリしたデザインでとてもかっこよい建築物なので、写真映えもすごくしますよ!

モエレ沼公園の基本情報

所在地     北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
アクセス地下鉄東豊線「環状通東駅」から東79「中沼小学校通」行きのバスに乗り、「モエレ沼公園東口」バス停下車
開園日常時開園
入園料無料
駐車場無料
公式ページモエレ沼公園

ガラスのピラミッドの開館時間は以下の通りとなっています。

4月29日~5月31日9:00~19:00第1月曜日休館
6月1日~8月31日9:00~20:00第1月曜日休館
9月1日~11月3日9:00~19:00第1月曜日休館
11月4日~4月28日9:00~17:00毎週月曜日休館

※12月29日~1月3日は年末年始休館

※月曜日が休日の場合は翌日、またはそれ以降の休日以外の日に休館

野生のリスに出会える円山公園

円山公園は札幌市中央区にある公園。北海道神宮や円山球場、円山動物園などに隣接する場所にあります。

園内には原始林が残されていて、緑豊かな公園となっています。自然が豊かな公園で、北海道ならではの可愛い野生動物に会える場所でもあります。

地元の人の憩いの場となっているほか、観光客が行っても楽しめる公園の一つです。

自然が豊かな公園

札幌の中心地から30分弱で行けるアクセスの良い公園ですが、とても自然が豊か。樹木も多く、耳を済ましながら歩くとキツツキが木を突く音なんかも聴こえてきます。

気軽に北海道の自然を感じることが出来る場所となっています。広い公園なので子供連れの方が雪遊びをするのにも最適。

エゾリスやシマエナガに会えることも

円山公園の園内には野生の生き物も数多く生息しています。その代表がエゾリス。

たくさんのエゾリスが住んでいるので、公園を散策していると出会えることもあります。秋に土に埋めて貯食しておいたクルミなどを掘り出す姿はすごく可愛い(笑)。

冬になると雪にまみれたエゾリスの可愛い姿を見ることも出来ます。円山公園は札幌市内でもエゾリスに会いやすい公園の一つです。そして冬の北海道を代表する生き物のもう一種類がシマエナガ。

スズメよりも小さな鳥で真っ白な体をしています。冬になると山から下りてきて、札幌市内でも見ることが出来ます。

真っ白なフワフワの綿毛のような姿をしていることから、別名「雪の妖精」とも言われるとても人気のある小鳥。円山公園でも出会うことが出来るので、エゾリスとともに是非探してみてください!

円山公園の基本情報

所在地   札幌市中央区宮ヶ丘他
アクセス地下鉄東西線「円山公園駅」下車徒歩5分
開園日常時開園
入園料無料
駐車場有料
公式ページ円山公園

雪の中の動物が可愛い円山動物園

円山動物園は円山公園に隣接している市営の動物園。北海道に生息している動物を数多く展示しているほか、ライオンやトラ、ユキヒョウなどの猛獣も展示されていて、見て周るのがとても楽しい場所です。

飼育下での自然繁殖が難しいとされているホッキョクグマの繁殖にも成功している動物園で、ホッキョクグマの展示にも定評があります。

冬は雪と動物のコラボ写真が撮れる

冬の円山動物園の一番のおすすめポイントは、雪景色の中にいる動物を見ることが出来ると言うこと。

寒さに弱いライオンなどの動物たちは屋内展示場に移動してしまうんですが、トラやユキヒョウなどの寒さに強い動物は雪の中でも元気に動きまわります。

雪と戯れる可愛い姿は、北国の動物園以外ではなかなか見る機会がないので、とても貴重な光景です。

モフモフの毛をした動物たちが、純白の雪の中にいる姿はとても絵になりますよ!

ホッキョクグマの展示がすごい

円山動物園はホッキョクグマの展示エリアが広く、とても見応えがあります。

プールで泳ぐ姿を間近で見ることが出来、水中トンネルからはホッキョクグマを下から見ることが出来ます。運が良ければ、大きな肉球が見られるかもしれません(笑)。

冬は雪の中で生き生きと過ごす、これぞホッキョクグマ!という姿も見ることが出来るので、円山動物園も冬の札幌でおすすめの場所の一つです。

円山動物園の基本情報

所在地     札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
アクセス地下鉄東西線「円山公園駅」下車徒歩15分、「円山公園駅」からバスで5分
開園時間
3月〜10月 9:30〜16:30
11月〜2月 9:30〜16:00
休園日公式ページをご確認ください
入園料大人800円、高校生400円、中学生以下無料
駐車場有料
公式ページ札幌市円山動物園

雪中ハイキングが楽しい野幌森林公園

野幌森林公園は札幌市の東側にある公園。2053haの広大な敷地面積を誇る公園で、敷地のほとんどが森林に覆われている自然豊かな場所です。

園内にはハイキングコースもいくつかあり、北海道の豊かな自然を感じながら歩くことが出来ます。

野生の生き物も数多く生息しているので、自然や野生動物が好きな人におすすめしたい場所。冬は一面雪に覆われて、雪中ハイキングを楽しめます。

雪の上に付いた動物の痕跡を探しながら歩くだけでも楽しい公園です。

雪中ハイキングが楽しい

降り積もった雪を踏みしめながら歩くハイキングは最高。園内はとても広く、人も少ないのでとても静か。キュッキュッと雪を踏む音もしっかりと聴こえるくらいです。

アップダウンも少ないコースなので、比較的気軽に歩けるのが良い点。冬の北海道に行ったら、やっぱり雪を存分に楽しみたいですよね!

野生動物の痕跡もたくさんある

雪が積もると、野生動物が歩いた後もしっかり残るので、痕跡が探しやすいです。運が良ければ足跡だけでなく、野生動物に出会えることもあります。

エゾリスやキタキツネ、エゾシカ、ウサギなどは普通に生息しています。私は運悪く出会うことが出来ませんでしたが…。

足跡はたくさんあるので、多くの生き物が生息しているというのはわかりました(笑)キツツキなどの野鳥もたくさんいるので、野生動物や野鳥を探しながら歩くとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

北海道は自然が豊かな場所。その北海道の自然を肌で感じられる場所を歩いてみるのも楽しいですよ!

野幌森林公園の基本情報

所在地      札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
アクセス
JR函館本線「森林公園駅」下車徒歩20分
地下鉄東西線「新さっぽろ駅」からJR北海道バス「22・新22」系統に乗り、開拓の村入口」「野幌森林公園」「記念館入口」「開拓の村」下車すぐ
開園日常時開園
入園料無料
駐車場無料
公式ページ道立自然公園野幌森林公園

札幌を一望出来る大倉山ジャンプ競技場

大倉山ジャンプ競技場は、札幌市の西にある文字通りスキーのジャンプ競技を行う場所です。

1972年に開かれた冬季オリンピックの会場の一つ。

ジャンプ台の上に展望台が設置されていて、観光客もリフトで上に登ることが出来ます。地上307mに設置された大倉山展望台から見る景色は絶景! 札幌市街を一望することが出来ます。

競技場内にはオリンピックミュージアムも造られていて、過去のオリンピック選手が使った道具やユニフォームなども展示してあります。

ジャンプ台を間近で見ることが出来る

大倉山展望台へはジャンプ台の横にあるリフトに乗って行きます。

リフトに乗りながらスキーのジャンプ台を間近で見ることが出来ます。スキーのジャンプ台を間近で見ると、その高さや傾斜にビックリ!

この急斜面をものすごいスピードで滑走して飛んで行くって考えると背筋が凍ります(笑)。スキーのジャンプ選手の凄さを感じることが出来るのも面白いですね。

展望台から札幌市街を一望

展望台からは写真のような景色を楽しむことが出来ます。よーく見ると、大通公園やモエレ山、札幌ドームなども見えます。

リフトで簡単に登れて、気軽にこの絶景が楽しめるのは良いですよね。ジャンプ台も真上から見ることが出来て、選手の目線に近い感じの景色も楽しめます。

冬は暗くなるのが早いので、夕方くらいになると夜景を見ることも出来ます。札幌市は「日本新三大夜景」にも選ばれている場所。

とても美しい夜景を堪能することも出来るので、夜景目的で行ってみるのもおすすめです。

大倉山ジャンプ競技場の基本情報

所在地札幌市中央区宮の森1274
アクセス地下鉄東西線「円山公園駅」からバスで15分
リフト運行時間
夏期(2021年4月29日~10月31日) 8:30~21:00
冬期(2021年11月1日~2022年4月28日) 9:00~17:00
※ジャンプ大会及び公式練習日はリフトは利用できません。また悪天候によりリフトが運休となる場合があります。
休業日常時開園
リフト料金大人1,000円、小人500円
オリンピックミュージアム入館料大人600円、小人無料(大人はリフトとミュージアムセット券だと1,200円になるのでセット券がお得です)
駐車場無料
公式ページ大倉山ジャンプ競技場

冬の札幌で雪景色を堪能しましょう

以上、札幌で雪景色が楽しめるおすすめスポットの紹介でした。

札幌中心街を観光するのも楽しいですが、せっかく自然の多い北海道に行ったのなら、その大自然も満喫しませんか。

少し足を延ばすだけで、壮大な景色が広がっていたり自然が豊かな公園もあります。野生動物に会えるチャンスもあるので、歩いてみるととても楽しいです。冬の美しい雪景色を楽しみに札幌の公園を巡ってみるのもおすすめです!

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※この記事は2022年1月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。

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