
おすすめ!叶匠寿庵のお気に入り和菓子3選
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叶匠寿庵とは?
叶匠寿庵は、四季折々の風情を大切にしながら、定番商品から季節商品まで様々な和菓子を製造・販売している和菓子屋さんです。
滋賀県大津市長等に本店をもち、創業は昭和33年。
「叶匠寿庵」の読み方は「かのうしょうじゅあん」。
日本各地の有名百貨店にも出店されているので、見かけたことがある人も多いかもしれません(オンライン通販「叶匠寿庵PayPayモール店」にも出店されています)。
代表銘菓は、本記事でもご紹介する『あも』。
ちなみに叶匠寿庵は滋賀県大津市大石龍門に「寿長生の郷(すないのさと)」という施設も運営しています。
「寿長生の郷」は、63,000坪の広大な丘陵地にあり、梅林や桜、柚子畑など自然豊かな風景が楽しめる場所。
※引用:「寿長生の郷」パンフットより
山を切り開いて作った「寿長生の郷」で、お菓子の原料となる農作物の一部(梅や柚子など)を栽培。素材へのこだわりが感じられます。
本社・工場も「寿長生の郷」にあり、全国に届けられている叶匠寿庵の和菓子はここの工場で作られたもの。
「寿長生の郷」内には菓子売場もあるので、叶匠寿庵のお菓子を購入することもできます。
季節によってイベントが催されたり、ヤギ農地があったり。家族連れにもおすすめのスポットです。
わが家も以前訪れたことがありますが、梅の花が咲き始めた頃でとてもキレイな景色でした。
写真は筆者が2016年3月に訪れた際に撮影したものです。
美味しい和菓子とともに、素朴な里山風景に癒されます。ぜひ立ち寄ってみてください。
叶匠寿庵のお気に入り和菓子3選
そんな叶匠寿庵には様々な和菓子の商品がありますが、筆者のお気に入り3選はこちら。
- あも
- 匠寿庵 大石最中
- 石山弄月
商品名 |
あも
|
匠寿庵 大石最中(しょうじゅあん おおいしもなか)
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石山弄月(いしやまろうげつ)
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---|---|---|---|
商品画像 | |||
価格(税込) | 単品1,296円/1本(箱入り)1,404円/他 |
単品195円/5個入1,101円/10個入2,160円/他 |
単品173円/10個入1,998円/15個入2,970円 |
原材料 | 砂糖、小豆、もち米、水飴、でん粉、寒天/酵素(大豆由来)、加工でん粉 |
砂糖、小豆、最中種(糯米)、水飴、寒天 |
粒餡(砂糖・小豆・水飴・寒天)、小麦粉、卵、砂糖、粉飴、はちみつ、みりん/膨張剤 |
賞味期限 | 製造日より26日 |
製造日より10日 |
製造日より16日 |
販売期間 | 通年 |
通年 |
通年 |
購入 |
おすすめポイントは、素材の美味しさが感じられる一品ということ。中でも小豆の美味しさが気に入っていて、小豆好きには特におすすめです。
特に『あも』はこだわりの詰まった逸品。それに3つとも通年商品なので、季節に関係なくいつでも手に入るのもおすすめポイントです。
安定感ある美味しさで、叶匠寿庵の定番商品なのも納得!
日本茶を飲みながらこれらの和菓子を食べていると、「はぁ~日本人でよかったぁ」と思わせてくれます(笑)。
また地元への想いや、歴史情緒が感じられる和菓子となっているのも魅力。
以下、1つずつ順に詳しくご紹介していきます。
叶匠寿庵「あも」
商品名 | あも |
---|---|
価格(税込) | 単品1,296円/1本(箱入り)1,404円/他 |
原材料 | 砂糖、小豆、もち米、水飴、でん粉、寒天/酵素(大豆由来)、加工でん粉 |
賞味期限 | 製造日より26日 |
販売期間 | 通年 |
『あも』は、叶匠寿庵の代表銘菓。
『あも』を語らずして、叶匠寿庵の和菓子は語れない!ほど叶匠寿庵の定番中の定番商品。
1971年に誕生し、2021年には50周年を迎えた人気のロングセラー商品です。
※引用:あも|叶 匠壽庵|公式サイト
『あも』は餅を意味していて、宮中に仕える女房によって使われていた言葉。可愛いらしい響きで覚えやすい名称です。
そんな『あも』は、小豆と餅を組み合わせたシンプルな和菓子ながら、こだわりの詰まった一品。『あも』のおすすめポイントでもあります。
まず小豆は希少な「丹波大納言小豆」を使用。
※引用:あも|叶 匠壽庵|公式サイト
小豆の全国収穫量のうちの1%と聞くと、その希少ぶりがわかります。しかもその中でも更に貴重な春日地方の小豆「春日大納言小豆」を使用しています。
また小豆は職人による手炊き。小豆の粒をつぶさないよう、熱が入り過ぎないよう、職人が見極めて炊いて作ったものです。
※引用:あも|叶 匠壽庵|公式サイト
素材だけでなく、作り方にもこだわりが感じられますよね。
これら小豆をまとめている寒天にもこだわっていて、伝統的製法による天然の糸寒天が使用されています。 そんなこだわりの詰まった『あも』ですが、一見すると羊羹のような棹菓子(さおがし=細長い形をした和菓子)。
ところがカットしてみると、なんと中には羽二重餅(はぶたえもち)が入っているんです。
「餅の中にあんこが包まれている」和菓子はよくあるけれど、「あんこの中に餅が包まれている」というこの逆転の発想!
ちなみに私がこの『あも』に初めて出会ったのは、手土産で頂いた時でした。
よくある粒あんの羊羹…かと思いきや、カットした時にあんこの中に餅が包まれていて、この意外性にとても驚いたのを覚えています。
そしてその美味しさにも驚き!
叶匠寿庵の羽二重餅は、蒸したもち米に砂糖を加えて練り上げているとのことで、とても柔らかくてまろやかです。
丁寧に手炊きで作られた小豆と、とろけるような羽二重餅との絶妙な組み合わせで、思わず「旨い!」と唸る美味しさ。
甘さは控えめで、重たさを感じない食べやすさです。1カット食べたら、もう1カットおかわりしたくなります(笑)。
職人の手炊きとあって、小豆の粒もとてもキレイ。
『あも』は切り分ける必要はありますが、逆に好きな厚み、好きな個数にカットできるのがGOOD。
切れ味のよい包丁やナイフでカットするのがおすすめです。
家族や仲間など…みんなで分け合いながら、その美味しさをぜひ分かち合ってみてください。
なお、食べる1時間前に冷蔵庫で冷やすと、より一層美味しく頂けます。羽二重餅がちょっと引き締まった食感になっておすすめ。カットもしやすくなります。
ただし、長時間冷蔵庫で冷やすと羽二重餅が硬くなってしまうのでご注意くださいね。また羽二重餅はやわらかいので、暑い時期は涼しい場所での保管が必要です。
こだわりの詰まった、叶匠寿庵のロングセラー商品『あも』。その美味しさをぜひ確かめてみてくださいね。
こちらは自宅用(箱なしタイプ)です。
ギフト用におすすめな、箱入りタイプもあります。
上記は1本入りですが、2本入り、3本入りタイプもあります。
※あも・あも(こしあん)詰合せ
ちなみに『あも』は、時期や季節などのタイミングによっては【こしあん】【桜】【よもぎ】【柚子】などの限定商品が販売されることもあります。
定番タイプだけでなく、バリエーション豊かな『あも』に出会えるのも魅力。併せてチェックがおすすめです。
筆者も様々な『あも』を食べてみたいと狙っています(笑)。
叶匠寿庵「匠寿庵 大石最中」
商品名 | 匠寿庵 大石最中(しょうじゅあん おおいしもなか) |
---|---|
価格(税込) | 単品195円/5個入1,101円/10個入2,160円/他 |
原材料 | 砂糖、小豆、最中種(糯米)、水飴、寒天 |
賞味期限 | 製造日より10日 |
販売期間 | 通年 |
最中に刻まれている「大」「石」という文字と、「山」「川」の象形文字が目を引く『匠寿庵 大石最中(しょうじゅあん おおいしもなか)』。
上記にあるように、叶匠寿庵の本社がある「滋賀県大津市大石龍門」は、忠臣蔵で有名な赤穗義士にゆかりのある場所。
『匠寿庵 大石最中』には地元の歴史にまつわる文字が刻まれていて、地元愛を感じる一品となっています。
『匠寿庵 大石最中』は少し大き目の最中で、中にはあんこがギッシリ。重さもズッシリで食べごたえも十分です。
この厚み!
原材料は「砂糖・小豆・最中種(糯米)・水飴・寒天」だけというシンプルさもお気に入り。子供のおやつにもGOODです。
『匠寿庵 大石最中』の小豆は北海道産とのことで、あんこのたっぷり感はご覧の通り。小豆好き、粒あん好きにはたまりません。
最中種(もなかだね=最中の皮)には近江羽二重餅もち米が使われていて、フニャッとせずにパリッとしているところも気に入っています。
大きめな最中ですが、割りやすくなっているのもGOOD。一口サイズに割れるので食べやすい点もおすすめポイントです。
粒を感じられるあんこの食感がメインの中、歯ごたえある最中種が程よいアクセントになっていて美味。 『匠寿庵 大石最中』は、「最中ってどれも同じ」という感覚を覆してくれる最中!だと感じています。 筆者は、日本茶との組み合わせが特に合うと感じていてお気に入り。品のある甘さで緑茶との相性が抜群です。
やや大ぶりなサイズといい、あんこの美味しさといい…満足度の高い『匠寿庵 大石最中』。ぜひ試していただきたい一品です。
5個入の他に、10個入、15個入、20個入、25個入もあります。
※匠壽庵 大石最中10個入
叶匠寿庵「石山弄月」
商品名 | 石山弄月(いしやまろうげつ) |
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価格(税込) | 単品173円/10個入1,998円/15個入2,970円 |
原材料 | 粒餡(砂糖・小豆・水飴・寒天)、小麦粉、卵、砂糖、粉飴、はちみつ、みりん/膨張剤 |
賞味期限 | 製造日より16日 |
販売期間 | 通年 |
※引用:石山弄月|叶 匠壽庵|公式サイト
滋賀県大津市にある石山寺から名前をとった『石山弄月(いしやまろうげつ)』は、石山寺から眺める月をイメージして作られた、ぷっくらとした真ん丸い姿が愛らしいどら焼きです。
ちなみに石山寺の公式サイトによれば、石山寺は紫式部ゆかりの寺。
※参考:石山寺|公式サイト
その紫式部による和歌(百人一首57番)がパッケージに書かれているのも、趣があって素敵なんです。
※参考:『百人一首』(有吉 保):講談社学術文庫|講談社BOOK倶楽部
そしてこの『石山弄月』。どら焼きとしては、大き過ぎず、どちらかと言うとやや小ぶりなサイズ。
ちょっと押しただけで指のあとがついてしまうほど柔らかでしっとりとした生地は、『石山弄月』のおすすめポイントの1つ。
またシンプルな材料で作られたどら焼きで、子供のおやつにもおすすめしたいです。
※引用:叶 匠寿庵|PayPayモール店
上記にあるように小豆は北海道産小豆を使用。
つぶ餡ではありますが滑らかさもあって、口当たりが軽い点もおすすめポイントです。こし餡好きにもGOOD。
口当たりの軽い粒餡は、はちみつ入りのしっとりした生地との相性も良く、上品な食べ心地がとても気に入っています。
生地からはふわっと香ばしい匂いもして、香りとともに楽しめます。
筆者はコーヒーとの組み合わせが好きですが、牛乳と食べても美味しいので迷います。
ちなみに、叶匠寿庵にお聞きしたところによると、滋賀県内の小学校の給食でこの『石山弄月』が出たこともあるそうです。羨まし過ぎます!
なお、はちみつ入りなので、1歳未満のお子さんには与えないようご注意ください。厚生労働省の情報によれば、はちみつは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
柔らかくて優しい味わいのどら焼き『石山弄月』。ちょっと甘いものが欲しい!という時に特におすすめです。
10個入の他、15個入もあります。
『石山弄月』と『匠壽庵 大石最中』がセットになった詰合せもあります。それぞれ味わえておすすめ。
石山寺とゆかりのある「紫式部」や、忠臣蔵とゆかりのある「大石」。パッケージに書かれたこれらの文字が目にとまり、歴史好きな方にも喜ばれそうです。
上記は5個ずつ入った詰合せですが、より多くの個数が入った詰合せセットもあります。人数や好み等に応じて選んでみてくださいね。
叶匠寿庵のお気に入り和菓子3選まとめ
以上、おすすめしたい叶匠寿庵のお気に入り和菓子3選をご紹介しました。
- あも
- 匠寿庵 大石最中
- 石山弄月
商品名 |
あも
|
匠寿庵 大石最中(しょうじゅあん おおいしもなか)
|
石山弄月(いしやまろうげつ)
|
---|---|---|---|
商品画像 | |||
価格(税込) | 単品1,296円/1本(箱入り)1,404円/他 |
単品195円/5個入1,101円/10個入2,160円/他 |
単品173円/10個入1,998円/15個入2,970円 |
原材料 | 砂糖、小豆、もち米、水飴、でん粉、寒天/酵素(大豆由来)、加工でん粉 |
砂糖、小豆、最中種(糯米)、水飴、寒天 |
粒餡(砂糖・小豆・水飴・寒天)、小麦粉、卵、砂糖、粉飴、はちみつ、みりん/膨張剤 |
賞味期限 | 製造日より26日 |
製造日より10日 |
製造日より16日 |
販売期間 | 通年 |
通年 |
通年 |
購入 |
どれもシンプルながら、素材の良さ、特に小豆の美味しさが魅力。素材へのこだわりや地元への想い、歴史情緒などが感じられる和菓子です。
お好きな飲み物と一緒に、ほっと一息つきたい時や、疲れを癒したい時、自分へのご褒美にぜひ召し上がってみて下さい。
通年商品なのでいつでも出会えます。美味しく、また甘すぎず食べやすいので、つい食べ過ぎてしまわないようご注意くださいね。
ご自宅用には勿論のこと、ギフトや手土産、来客時のお茶請けにもおすすめです。食べる人を笑顔にしてくれる和菓子ではないでしょうか。あんこ好き、和菓子好きには特に喜ばれると思います。
今回ご紹介した3選以外にも、叶匠寿庵には魅力ある和菓子が色々あります。詰合せセットの種類も豊富。ぜひチェックしてみてくださいね。
オンライン通販「叶匠寿庵PayPayモール店」はこちら。
※この記事は2022年1月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。