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【ライダー必見】バイク用インカム5選|選び方も解説

公開:2022年3月1日 更新:2022年3月1日
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走行中にスマートフォンの音声ナビを聞いたり、仲間と通話をするために必要なバイク用インカム。バイクで日本2周済みの現役ライダーが、おすすめインカムと選び方をご紹介します。

この記事を書いた人

さすライダー
さすライダー (放浪系ライダー・ライター)

バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系ライダー。旅とバイクとアウトドアをテーマに、Webメディアや雑誌への寄稿、自身のブログとYouTubeで情報発信をしています。好きな言葉は「自由」、嫌いな言葉は「集団行動と就職」。

バイク用インカムは、一度使うと手放せなくなる便利なアイテムですが、種類が豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、日常でもツーリングでもバイク用インカムを使っている筆者が、インカム選びの5つのポイントをまとめてみました。

厳選したおすすめのインカムもご紹介するので、お好みの1台が見つかれば幸いです。

バイク用インカム選びの5つのポイント

バイク用インカムはとても種類が多く、どれを選べばいいのか迷いがちです。

しかし、今から解説する5つのポイントを意識して選べば、自分に合ったインカムが見つかるはずです。

例えば、「一人で使うのか?」「グループで使うのか?」「音声ナビは必要なのか?」など、まずは自分なりのインカムの使い方を整理した上で読み進めてください。

ポイント1:インカムの通話可能人数をチェック

一般的にバイク用インカムは「走行中に仲間と通話するもの」と思われていますが、実はそれは機能の一部に過ぎません。

スマートフォンの音声ナビを聞いたり、音楽を聴いたり、レーダー探知機の警告音を聞いたり、機種によってはラジオを聴くという機能もあります。

つまり、ソロツーリング中心なら通話機能は不要となるので、その分コストパフォーマンスの良い機種を選ぶことができます。

タンデム(2人乗り)や仲間内でのグループツーリングが中心なら、インカムの「通話可能人数」をチェックする必要があります。

仮に普段は一人でツーリングをしているけど、これからグループツーリングもするかもしれないという場合は、通話可能人数が多い機種を選んでおくと応用が効きます。

ポイント2:インカムの通話可能距離をチェック

2人以上のツーリングで、バイク用インカムの通話機能を使う場合は「通話可能距離」をチェックする必要があります。

例えばタンデムで使用する場合は、通話可能距離が短くても問題ありません。

グループツーリングで使用する場合は、例えば信号待ちで列が分断されたり、バイクの排気量の違いでペースが異なることも踏まえて、最低1km以上の通話可能距離がある機種がおすすめです。

ポイント3:インカムのバッテリーの持ちをチェック

バッテリーの持ちは機種ごとに異なりますが、だいたい10時間以上持つ機種なら大抵のツーリングは対応できます。

さすがに走行中は常に通話をしていて、休憩中もインカムの電源を入れっぱなしという状況では、途中で切れる可能性もありますが、それはレアなケースに分類されます。

適度に通話をして、休憩中は電源を落とせば、10時間以上連続して使用するケースはほぼありません。

また、ソロツーリングで通話機能を利用しない場合は、バッテリーの持ちが5〜8時間くらいの機種でも十分対応できます。

ポイント4:インカムの防水性能をチェック

防水性能はバイク用インカム選びの重要なポイントです。

雨が降っている時こそ仲間と雨宿りスポットの相談をしたり、最短ルートで帰宅するために音声ナビを聞いたりと、最大限インカムを活用したいからです。

走行中にインカムに当たる雨はかなりの勢いとなるので、「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」とされている「IPX6」以上の防水性能を誇る機種を選ぶことをおすすめします。

ポイント5:インカムのその他の機能をチェック

走行中に仲間と通話を楽しんだり、音声ナビや音楽を聴く以外にも、バイク用インカムにはさまざまな機能があります。

例えば、

  • 音声がクリアに聞こえる「ノイズキャンセラー機能」
  • ラジオが聴ける「FMラジオ機能」
  • スマートフォンとレーダー探知機などの2つのガジェットの音声を同時に拾える「マルチペアリング機能」

などがあります。

また、異なるメーカーのインカム同士を接続して通話ができる「ユニバーサル接続」が可能な機種もあります。

これらの機能はインカムのスペック表やパッケージに記載されているので、購入前に必要な機能が入っているかをチェックする必要があります。

おすすめのバイク用インカム5選

ここまで解説してきたポイントをもとに、筆者おすすめのバイク用インカムを5選ご紹介します。

ピックアップリスト

  • デイトナ DT-KIKUDAKE(ソロユース)
  • cardo FREECOM 2+(タンデム)
  • LEXIN ET COM(コスパ重視)
  • サインハウス B+COM ONE(高機能)
  • SENE 10C PRO(カメラ付き)

デイトナ DT-KIKUDAKE

ソロユースに特化した、通話機能を省いた小型のバイク用インカムです。

スマートフォンと接続して音声ナビや音楽を聴いたり、内蔵されているチューナーでFMラジオを楽しむこともできます。

マルチペアリングに対応しているので、音声ナビを聴きながらレーダー探知機の警告音を拾うこともできます。

バッテリーはあえて乾電池を採用しており、出先での入手のしやすさと、簡単に交換できる利便性を重視しています。

防水性能はIP67と十分なスペックで、通話機能を省いているのでコストパフォーマンスも良好です。

<この製品をおすすめしたい人>

  • ソロツーリングが多いライダー
  • 初めてインカムを購入するライダー

<商品情報>

本体サイズ L83.5×W28.3×H21mm
重量 32g ※乾電池を除く
バッテリー 単4乾電池1本|連続使用最大12時間
防水性能 IP67
機能 マルチペアリング、FMラジオ内蔵

cardo FREECOM 2+

通話可能人数を2名に限定している、タンデムもしくは2台で走るツーリング向けのスリムなバイク用インカムです。

通話可能距離は500mと少々短めですが、タンデムユースなら全く問題なく、2台のツーリングでもペースを合わせれば困る距離ではありません。

バッテリーは最大13時間の連続通話が可能で、充電しながらの使用にも対応しています。

FMラジオや自動音量調整機能を備えているので、ソロユースでも快適に使うことができます。

防水性能はIP67と十分なスペックで、他社製インカムと接続可能なユニバーサル接続に対応しています。

<この製品をおすすめしたい人>

  • タンデムツーリングが多いライダー
  • ソロツーリング用の高機能なインカムを探しているライダー

<商品情報>

本体サイズ 7.87x1.57x4.57cm
重量 34g
通話可能人数 2名
通話可能距離 500m
バッテリー 連続通話最大13時間
防水性能 IP67
機能 FMラジオ、自動音量調整機能、ユニバーサル接続

LEXIN ET COM

ネット通販をベースとしている、アメリカで大人気のインカムメーカー「LEXIN」のコストパフォーマンスに優れたバイク用インカムです。

実売1万円を切る驚きの低価格ながら、2人までのインカム通話、最大1,200mの通信可能距離と十分なスペックを備えています。

バッテリーは最大15時間の連続通話が可能なロングライフで、FMラジオやマルチペアリングなどの便利機能も搭載しています。

防水性能はIP67と十分で、ノイズキャンセラーのおかげで雨の日もクリアな音声が楽しめます。

また、合計6色あるフェイスプレートを入れ替えて、カラーリングを楽しめるユニークな設計になっています。

<この製品をおすすめしたい人>

  • コスパの良いインカムを探しているライダー
  • 初めてのインカムを探しているライダー

<商品情報>

本体サイズ 14.8x11.6 x4.8cm
重量 50g
通話可能人数 2名
通話可能距離 1,200m
バッテリー 連続通話最大15時間
防水性能 IP67
機能 マルチペアリング、FMラジオ、ノイズキャンセラー

サインハウス B+COM ONE

純国産バイク用インカムとして絶大な人気を誇る「B+COMシリーズ」の主力機種です。

最大6人までの同時通話が可能で、通話可能距離も1,400mと信号待ちで分断されても十分届くスペックです。

バッテリーは最大12時間の連続通話が可能で、IP67の防水性能、マルチペアリング、高音質スピーカー、さらには日本語音声ガイダンスや専用アプリとの連携機能まで備えています。

もちろん他社製インカムとのユニバーサル接続も可能で、修理などのサポート体制が充実していることにも定評があります。

また、メーカー純正オプションが充実しているので、購入後に新たな機能を追加したり、自分なりにカスタマイズする楽しみもあります。

<この製品をおすすめしたい人>

  • グループツーリングが多いライダー
  • 高機能なインカムが欲しいライダー

<商品情報>

本体サイズ W94.8×H42.1×D23.2mm
重量 43g
通話可能人数 6名
通話可能距離 1,400m
バッテリー 連続通話最大12時間
防水性能 IP67
機能 マルチペアリング、ユニバーサル接続、日本語音声ガイダンス、専用アプリ連携

SENE 10C PRO

バイク用インカムにアクションカメラが内蔵されている、ハイスペックな一台です。

最大4人までの同時通話、1,600mの通話可能距離を誇り、インカム単体としても十分なスペックを秘めています。

機能もマルチペアリングにユニバーサル接続、FMラジオにノイズキャンセラーとほぼ全部入りです。

バッテリーの持ちはカメラの使用状況に左右されますが、最大17時間持つロングライフとなっています。

肝心のカメラはフルHD画質での撮影が可能で、仲間とインカム通話を楽しみながら、走行シーンを記録として残すことができます。

<この製品をおすすめしたい人>

  • インカムとアクションカメラも欲しいライダー
  • グループツーリングが多いライダー

<商品情報>

本体サイズ 105x60x31mm
重量 90g
通話可能人数 4名
通話可能距離 1,600m
バッテリー 連続通話最大17時間
防水性能 非公開
機能 マルチペアリング、ユニバーサル接続、FMラジオ、ノイズキャンセラー

バイク用インカム5選|まとめ

バイク用インカムを導入すると、バイクに乗るのがますます楽しくなります。

種類が豊富なだけに選ぶ楽しみがあるので、今回紹介した選び方のポイントとおすすめのインカムが参考になれば幸いです。

それでは今週末もツーリングを楽しみましょう!

商品名
デイトナ DT-KIKUDAKE
cardo FREECOM 2+
LEXIN ET COM
サインハウス B+COM ONE
SENE 10C PRO
商品画像 ,
本体サイズ
L83.5×W28.3×H21mm
7.87x1.57x4.57cm
14.8x11.6x4.8cm
W94.8×H42.1×D23.2mm
105x60x31mm
重量
32g ※乾電池を除く
34g
50g
43g
90g
通話可能人数
-
2名
2名
6名
4名
通話可能距離
-
500m
1,200m
1,400m
1,600m
バッテリー
単4乾電池1本|連続使用最大12時間
連続通話最大13時間
連続通話最大15時間
連続通話最大12時間
連続通話最大17時間
防水性能
IP67
IP67
IP67
IP67
非公開
機能
マルチペアリング、FMラジオ内蔵
FMラジオ、自動音量調整機能、ユニバーサル接続
マルチペアリング、FMラジオ、ノイズキャンセラー
マルチペアリング、ユニバーサル接続、日本語音声ガイダンス、専用アプリ連携
マルチペアリング、ユニバーサル接続、FMラジオ、ノイズキャンセラー
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※この記事は2022年2月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。

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