
【ライダーの必需品】バイク用スマホホルダー5選|選び方も解説
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バイク用スマホホルダーは、手持ちのスマートフォンをナビとして使えるライダーの必需品ですが、人気商品なので種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、バイク用品のレビューを仕事として受けている著者が、スマホホルダー選びの5つのポイントをまとめてみました。
実際に使ってみてこれは良かった!これはぜひ使ってみたい!と思ったおすすめのスマホホルダーもご紹介するので、お気に入りが見つかれば嬉しいです。
バイク用スマホホルダー選びの5つのポイント
バイク用スマホホルダーは、国内外のメーカーからかなりの数が出ているので、自分に合ったものを見つけるのに苦労します。
しかし、そんな時はこれから解説する5つのポイントをチェックすれば、きっと最適な一台が見つかるはずです。
まずは手持ちのスマートフォンのサイズを確認した上で、この先を読み進めていただければ幸いです。
ポイント1:スマートフォンの対応サイズをチェック
バイク用スマホホルダーはそれぞれ対応できるスマートフォンのサイズが決まっており、それ以外のサイズのものは対応できません。
大抵のものはその時点で一番新しいiPhoneのサイズには対応しています。ところがAndroidの場合、特に大画面を搭載している機種は注意が必要です。
必ずスマホホルダーの対応サイズをチェックして、手持ちのスマートフォンがOKと確認できた上で購入しましょう。
ポイント2:取り付け場所と必要な工具をチェック
バイク用スマホホルダーを取り付ける場所として、最もオーソドックスなのは「ハンドルバー」ですが、中にはミラーに取り付けるものや、ハンドル中央の「ステム」という場所に取り付けるものもあります。
つまり、あらかじめ自分がどの位置にスマートフォンを設置すれば、一番見やすいかをチェックしておく必要があります
なお、ハンドルバーに取り付ける場合は、スマホホルダーが取り付けられる太さ(ハンドル径)を事前に確認する必要もあります。
また、取り付けには工具が必要となる場合もあるので「手持ちの工具で取り付け可能なのか?」または「パッケージに必要な工具が含まれているのか?」も併せてチェックすることをおすすめします。
ポイント3:位置調整機能をチェック
バイク用スマホホルダーで最も大切なポイントは「ライダーの見やすい位置にスマートフォンを設置できること」です。
そのため、多くのスマホホルダーには位置調整機能が備わっており、例えばアームを使って上下左右に動かせたり、スマートフォンの縦置き・横置きのどちらにも対応できる機能を備えているものもあります。
調整できる場所が多ければ多いほど、自分に合った位置にスマートフォンを設置できるので、位置調整機能は忘れずにチェックしておきましょう。
ポイント4:スマートフォンの振動対策をチェック
2021年9月、突如Apple社より「バイクの高出力エンジンの振動により、iPhoneのカメラ性能が落ちる可能性がある」という発表がなされました。
そして、この発表により振動を軽減する機能を搭載したり、対振動オプションを用意したスマホホルダーが増えているので、特にiPhoneユーザーのライダーは「振動対策の有無」もチェックすることをおすすめします。
ポイント5:防水対策をチェック
まずは大前提として、スマートフォン本体が雨に耐えられるレベル、具体的には「IPX6」以上の防水性能の場合は、どのスマホホルダーを選んでも問題ありません。
しかし防水性能が低い、もしくは非防水仕様のスマートフォンの場合は、スマホホルダーの防水対策をチェックする必要があります。
もちろん「雨が降ったらスマートフォンを外す」という運用の場合は、防水対策を気にする必要はありません(著者はこれで運用しています)。
おすすめのバイク用スマホホルダー5選
ここまで解説してきたポイントをもとに、筆者おすすめのバイク用スマホホルダーを5選ご紹介します。
- デイトナ スマートフォンホルダーWIDE クイック(オーソドックス)
- オックスフォード CLIQR(コンパクト、コスパ良好)
- タナックス デジケースマウントAC-M ハンドルマウント(専用ケース挿入型)
- クアッドロック ハンドルバーマウントV2(専用ケース・簡単脱着)
- デイトナ SPコネクト モトバンドル(専用ケース・簡単脱着)
デイトナ スマートフォンホルダーWIDE クイック
画面の大きなスマートフォンにも対応している、オーソドックスな定番バイク用スマホホルダーです。
付属の工具で手持ちのスマートフォンにぴったりとフィットさせることが可能で、片手で操作できるロックボタンで脱着も簡単です。
360度の回転と上下左右の首振りが可能で、スマートフォンをベストポジションに設置することができます。
ハンドルバーに工具を使ってスマホホルダーをしっかりと固定する「リジット」と、工具不要で簡単に付け外しができる「クイック」がありますが、利便性の面からクイックの方がおすすめです。
何といっても老舗バイク用品メーカーのデイトナが国内生産しているスマホホルダーなので、ライダーとしては安心して使うことができます。
この製品をおすすめしたい人
- 定番のスマホホルダーを探しているライダー
- 初めてのスマホホルダーを探しているライダー
商品情報
本体サイズ | 194x111x60mm |
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重量 | 258.55g |
取り付け場所 | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22~29mm |
対応スマホサイズ | 幅55~85mm、厚さ6~18mm、重さ300g以下 |
位置調整機能 | 縦・横置き、360度回転、上下左右首振り |
取り付け工具 | 付属 |
備考 | リジット、クイックの2種類あり |
オックスフォード CLIQR(クリッカ)
本体がコンパクトで目立たない大きさなので、ハンドル周りをスッキリさせたいライダーにおすすめのバイク用スマホホルダーです。
スマートフォンの裏側に強力な粘着テープで専用のアダプターを取り付け、それを正方形の本体に接続するだけでしっかりとロックされます。
つまりはスマートフォンを挟んで固定する仕組みではないので、どんなサイズのスマートフォンでもアダプターさえ取り付ければ固定可能です。
構造がとてもシンプルなスマホホルダーなので、コストパフォーマンスにも優れています。
また、別途オプションを購入するとミラーやステムへの取り付けも可能です。
この製品をおすすめしたい人
- ハンドル周りをスッキリさせたいライダー
- コスパの良いスマホホルダーを探しているライダー
商品情報
本体サイズ | 非公開 |
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重量 | 非公開 |
取り付け場所 | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22mm |
対応スマホサイズ | サイズ不問(アダプター取り付け) |
位置調整機能 | 縦・横置き |
取り付け工具 | なし |
備考 | オプションでミラーとステムにも設置可能 |
タナックス デジケースマウントAC-M ハンドルマウント
専用の汎用ケースにスマートフォンを挿入する、安定度の高いバイク用スマホホルダーです。
ケースに入ればどんなガジェットでも設置できるので、スマートフォン以外のガジェットも使いたいライダーにおすすめです。
走行風がケース内を通り抜ける「エアクールシステム」を採用しているので、夏場の熱によるスマートフォンの強制シャットダウンを防ぐことができます。
また、背面に振動を軽減するスポンジを内蔵しているので、カメラへの悪影響が気になるライダーにもおすすめです。
ダブルボールジョイントステーにより自由な位置調整が可能なので、ベストポジションにスマートフォンを設置することができます。
この製品をおすすめしたい人
- スマートフォン以外のガジェットも使いたいライダー
- 熱による強制シャットダウンや振動が気になるライダー
商品情報
本体サイズ | 34×115×175mm |
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重量 | 250g |
取り付け場所 | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22.2~25.4mm |
対応スマホサイズ | 150mm×90mm、重量300gまで |
位置調整機能 | 縦・横置き、上下左右 |
取り付け工具 | なし |
備考 | エアクールシステム、振動軽減、ミラーに取り付けるタイプもあり |
クアッドロック ハンドルバーマウントV2
オーストラリア発の専用スマホケースとセットで使うバイク用スマホホルダーです。
iPhone、Galaxy、GooglePixelはモデル別に用意された専用ケースを装着し、他のスマートフォンは「汎用ユニバーサルアダプター」を取り付ける必要があります。
その状態でスマートフォンをホルダーに押し当てながら90度回転させるとロックされ、逆方向に回すとロックが解除されます。
脱着が簡単な上に本体がコンパクトなこともポイントで、スマートフォンの縦・横置きはもちろん、ホルダーのアームでの位置の微調整も可能です。
オプションで振動対策の「衝撃吸収ダンパー」や、便利な「ワイヤレス充電ヘッド」を追加することも可能で、ハンドルバーの他にミラーやステムに取り付けるタイプも用意されています。
この製品をおすすめしたい人
- 簡単に脱着できるスマホホルダーを探しているライダー
- 振動対策を求めているライダー
商品情報
本体サイズ | 32×48×104mm |
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重量 | 100g |
取り付け場所 | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22、25、28、32mm |
対応スマホサイズ | サイズ不問(専用ケースまたは汎用アダプターを装着) |
位置調整機能 | 縦・横置き、アームでの微調整 |
取り付け工具 | 付属 |
備考 | オプションで衝撃吸収ダンパー、ワイヤレス充電ヘッド、ミラーやステムに取り付けるタイプもあり |
デイトナ SPコネクト モトバンドル
先に紹介した「クアッドロック」と同様に、専用スマホケースとセットで使うドイツ生まれのバイク用スマホホルダーです。
こちらもiPhoneとGalaxyは専用ケース、他のスマートフォンはユニバーサルインターフェイス(汎用アダプター)を取り付けて、ホルダーに押し当てて90度回転させるとロック、逆方向に回すとロックが解除されるシステムです。
ホルダー本体と専用ケース、それからウェザーカバー(防水カバー)がセットになった「モトバンドル」というセット商品があるので、基本的にはこれを手に入れるのがおすすめです。
オプションで振動対策の「アンチバイブレーションモジュール」それから「ワイヤレスチャージングモジュール」が用意されており、ハンドルバーの他にクラッチやブレーキレバークランプに設置できるタイプも用意されています。
スマートフォンは縦・横置きが可能で、もちろんアームによる位置の微調整も可能です。
この製品をおすすめしたい人
- 価格よりも質を求めているライダー
- 雨の日も気にせずスマホホルダーを使いたいライダー
商品情報
本体サイズ | 非公開 |
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重量 | 非公開 |
取り付け場所 | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22.2、25.4、28.6、31.7mm |
対応スマホサイズ | サイズ不問(専用ケースまたは汎用アダプターを装着) |
位置調整機能 | 縦・横置き、アームでの微調整 |
取り付け工具 | 付属 |
備考 | オプションでアンチバイブレーションモジュール、ワイヤレスチャージングモジュール、クラッチやブレーキレバークランプに取り付けるタイプもあり |
バイク用スマホホルダー5選|まとめ
スマートフォンをベストポジションにしっかりと設置できると、走行中にナビが見やすくツーリングが捗りますよね。
この記事があなたに合ったスマホホルダーに出会えるきっかけとなれば幸いです。
それでは愛車といつもよりちょっと遠くへ、今週末もツーリングを楽しみましょう!
商品名 | デイトナ スマートフォンホルダーWIDE クイック | オックスフォード CLIQR(クリッカ) | タナックス デジケースマウントAC-M ハンドルマウント |
クアッドロック ハンドルバーマウント V2 |
デイトナ SPコネクト モトバンドル |
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商品画像 | |||||
本体サイズ | 194x111x60mm | 非公開 | 34×115×175mm | 32×48×104mm | 非公開 |
重量 | 258.55g | 非公開 | 250g | 100g | 非公開 |
取り付け場所 | ハンドルバー | ハンドルバー | ハンドルバー | ハンドルバー | ハンドルバー |
対応ハンドル系 | 22~29mm | 22mm | 22.2~25.4mm | 22、25、28、32mm | 22.2、25.4、28.6、31.7mm |
対応スマホサイズ | 幅55~85mm、厚さ6~18mm、重さ300g以下 | サイズ不問 (アダプター取り付け) |
150mm×90mm、 重量300gまで |
サイズ不問(専用ケースまたは汎用アダプターを装着) | サイズ不問(専用ケースまたは汎用アダプターを装着) |
位置調整機能 | 縦・横置き、360度回転、上下左右首振り | 縦・横置き | 縦・横置き、上下左右 | 縦・横置き、 アームでの微調整 |
縦・横置き、 アームでの微調整 |
取り付け工具 | 付属 | なし | なし | 付属 | 付属 |
購入 |
※この記事は2022年2月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。