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【コーヒー愛好家が選ぶ】休憩中に飲みたいおすすめコーヒー9選!

公開:2022年4月6日 更新:2022年4月6日
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コーヒーは朝に飲むという方が多い一方で、気分転換したいときや休憩して気分をリラックスさせたいという場合に飲む方もいるでしょう。そこで本記事では、休憩中に飲みたいおすすめコーヒーを9つ厳選しました! コーヒーの専門家が監修しているので、気になる方は必見です!

この記事を書いた人

柏倉元太
柏倉元太 (コーヒーソムリエ)

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエで、コーヒーの専門家として活動しています。コーヒー豆研究所というコーヒー情報webメディアを運営。またコーヒー豆研究所の独自ブランドコーヒー豆も販売中。YouTubeもやっています。Webマーケティング企業「オークス」代表。

コーヒーの魅力

あなたはコーヒーにどんなイメージを持っていますか?

朝の目覚まし代わりだったり、眠気を抑えるための飲み物というイメージもあるでしょう。

日頃からコーヒーを飲んでいる人は、温かいコーヒーを飲むとからだが芯から温まるだけでなく、なぜか気持ちが落ち着いたり、仕事に集中できたりすることを実感しているのではないかと思います。

コーヒーは、味の魅力はもちろん、心や生活に充実感をもたらしてくれます。

手軽に楽しめるインスタントコーヒーも良いですが、コロナの影響でお家にいる時間が長くなった今だからこそ、こだわりのコーヒーを毎日の暮らしに取り入れてみるのはいかがでしょうか?

挽きたて、淹れたてのコーヒーは、お家でのリラックスタイムをもっと素敵な時間にしてくれるはずです。

休憩中に飲みたいコーヒーの選び方

コーヒーの選び方としては、大きく3つあります。

  • 休憩の時間で選ぶ
  • 価格で選ぶ
  • 香りで選ぶ

順番に解説します。

休憩の時間

短い休憩にはインスタントコーヒーを選ぶようにしましょう。粉にお湯を注いでかき混ぜるだけで、いつでも同じ美味しさのコーヒーが簡単につくれます。

さらに瓶タイプでは粉の量を調整できるため、自分好みの濃さでコーヒーを淹れられるのも魅力です。

仕事の合間で時間がない時にコーヒーをどうしても飲みたい方は、手間の少ないインスタントコーヒーを購入するのが良いでしょう。

一方で休憩時間が長い場合は、お湯を注いでじっくりとエキスを抽出できるレギュラーコーヒーがおすすめです。

多少手間がかかってしまいますが、ドリップしたコーヒーは豊かな香り、コクや甘みなどワンランクアップします。

より本格的なコーヒーを少ない手間で飲みたい場合、あらかじめフィルターにコーヒーの粉がセットされている、ドリップバッグもおすすめ。

価格

価格も考慮して選びましょう。

あまりにも高いコーヒーを選んでしまうと、休憩時間に手軽にコーヒーを飲むということができにくくなってしまいます。

これからご紹介するコーヒーの中には500g以上の大容量タイプもあり、コーヒー1杯あたりのコスパも高いのでご安心ください。

毎日のようにコーヒーを飲む方は、価格を気にせず楽しめるコーヒーを選ぶのが先決です。

香り

休憩中をリラックスして過ごしたい人は、香りが強い、もしくは良いコーヒーを選びましょう。

コーヒーの香りを嗅ぐと脳からアルファ波が出てリラックスできるとされています。

また深煎りのコーヒー豆ほどリラックス効果が強くなると言われています。

研究結果

  • グアテマラ呈示時のアルファ波パワー値は、マンデリン、ハワイコナに比べて有意に高く、コントロールおよびモカマタリと比較しても高い傾向がみられた。一方マンデリンは、コントロールに対しアルファ波を減少させる傾向がみられた。
  • コーヒーの香りは豆の種類によって影響が異なるので、目的に応じて豆を使い分けることにより、顕著な効果を得ることができることを示すものである。

※引用:香りが脳機能に与える効果(特別講演3)(第17回生命情報科学シンポジウム)

そのため、休憩中にホッとひと息つきたい人は、芳ばしい香りがある深煎りコーヒーを飲むと良いでしょう。

休憩中に飲みたいコーヒーのおすすめ9選

先程ご紹介した3つの選び方を踏まえ、今回は9つ厳選しています。

まとめると以下の通りです。

  • AGF ちょっと贅沢な珈琲店 重厚なコク
  • ライオンコーヒー バニラマカダミア
  • 藤田珈琲 オリジナルブレンドコーヒー 深煎り
  • ドトール 香り豊かなおいしい一杯
  • 澤井珈琲 ビクトリーブレンド ブレンドフォルティシモ セット
  • AGF 濃厚ミルクカフェラテ 甘さなし
  • ビーンズトーク フレンチローストコーヒー
  • キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド深煎り
  • ヒルス コーヒー リッチブレンド

順番に解説していきます!

1.AGF ちょっと贅沢な珈琲店 重厚なコク

芳ばしい香りと十分な苦味が特徴のレギュラーコーヒーになります。

飲食料品の製造・販売を手がける食品メーカー、味の素AGFが作っているため、非常に安心できますよね。

コロンビア産やエチオピア産などのコーヒー豆をブレンドしていて、酸味と苦味のバランスがよくコク深い味わいが魅力。

AGF独自の焙煎技術により、長時間保温しても嫌な雑味を感じることなく最後まで美味しく飲めます。

コーヒー1杯あたりのコスパも高いので、美味しさが長続きするコーヒーを飲みたい方におすすめでしょう。

2.ライオンコーヒー バニラマカダミア

ライオンコーヒーというブランドは、フレーバーコーヒーの定番商品になります。

フレーバーコーヒーとは、コーヒーに香り付けをしたコーヒーのことで、特に女性に大人気です。

そのため、休憩に使う場合であれば、フレーバーコーヒーを飲むのもいいでしょう。

ライオンコーヒーのバニラマカダミアは、日本でも海外でもかなり人気。

バニラの甘みと、マカダミアナッツの甘くて香ばしいフレーバーが相性ぴったりです。

3.藤田珈琲 オリジナルブレンドコーヒー 深煎り

酸味・苦味のバランスが取れた、大容量タイプのレギュラーコーヒーになります。

藤田珈琲といえば、家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売をしているコーヒーブランドで、多くのコーヒーラバーを魅了しています。

こちらのコーヒーは、ベトナム産とブラジル産のコーヒー豆をブレンドしていて、苦味が強くコク深い味わいが特徴です。

後味はスッキリとしているため、毎日飲んでも飽きが来ません。

1袋で80杯から100杯程度のコーヒーが楽しめるので、コスパが高く、日常使いにおすすめ。

家族や職場の人と共有したい方にもいいでしょう。

4.ドトール 香り豊かなおいしい一杯

こちらは香り高くスッキリとした味わいのインスタントコーヒーになります。

ここでインスタントコーヒーの登場ですが、ドトールのインスタントは完成度が高く、コーヒー業界でも美味しいと有名です。

一度は聞いたことがあるドトールという名前ですが、コーヒーの販売や飲食店経営などを手がける大手のコーヒーチェーンです。

「ドトール 香り豊かなおいしい一杯」は、中煎りしたベトナム産のコーヒー豆を使用しており、ほどよい酸味と後にひかない苦味が特徴です。

口当たりもまろやかなので、ストレートでもミルクをいれてもスッキリと飲めるでしょう。

またザ・コーヒーといった味わいですね。

インスタントなのでお湯に注ぐとスムーズに溶けます。

そのため、休憩時や忙しいときのリラックスの味方ですね。

5.澤井珈琲 ビクトリーブレンド ブレンドフォルティシモ セット

濃厚な香りが特徴の「澤井珈琲 ビクトリーブレンド ブレンドフォルティシモ セット」。

1982年創業の澤井珈琲が販売するコーヒーです。

濃厚な香りとコクが特徴で、通常の約2倍の時間をかけて焙煎されています。

焙煎に時間をかけることで、より深みのあるコーヒーに仕上がります。深煎りに近づくというわけです。

チョコレートのような深いコクも感じられるので、カフェオレにおすすめです。

コスパも非常に高く、大容量セットなので買って損はないでしょう!

6.AGF 濃厚ミルクカフェラテ 甘さなし

「AGF 濃厚ミルクカフェラテ 甘さなし」はその名の通り、砂糖不使用・ノンシュガータイプになります。

コクの深いコーヒーとミルクのバランスが良く、濃厚なカフェラテが楽しめます。

砂糖や人工甘味料が入っていないため、しっかりした苦味もあるのが特徴です。

AGFのカフェラテはお湯を注ぐとやわらかな泡が立つので、自宅や職場にいながら、カフェのようなラテを作れるのがいいところですね。

ミルクにもリラックス効果があるとされている

温かいミルクを飲むことで、身体が温まりリラックスできることは科学的にも証明されています。

結果として、心理的「安定度」「活性度」「覚醒度」の項目で統計的に有意な差が現れました。まず、「安定度」は「ホットミルク休憩」をした方が「スマホ休憩」をした場合より、約4倍も気分の変化量があり、「ホットミルク休憩」後は、より落ち着いた状態になることが分かっています。

※引用:ホットミルクのリラックス効果とは?森永乳業が調査 | ニュース×スポーツ『MELOS』

つまり、リラックス効果を兼ね備えた飲み物が、カフェラテやカプチーノというわけです。

そのため、わりと長めの休憩時間を取れる人は、カプチーノやカフェラテなどをゆっくり楽しみながらリラックスしてみてはいかがでしょうか?

7.ビーンズトーク フレンチローストコーヒー

こちらのコーヒーは、焙煎機の温度変化を細かく調節し、ゆっくり時間をかけて焙煎することで味わい深いコーヒーに仕上がっています。

苦味だけでなくコクと旨味も十分に引き出してくれているため、強めの味を楽しむことができます。

暑い夏場にぴったりのアイスコーヒーにしても、すっきりした苦味が活きるのでぜひ試してみてください!

どちらかというと、苦味とコクが強い印象です。

8.キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド深煎り

「キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド深煎り」は、フリーズドライ製法を採用しているため、コーヒーの風味はそのままに、よりコク深い味を実現しています。

フリーズドライ製法とは、コーヒーの液をマイナス40℃の冷凍機で凍らせ、細かく砕きます。このコーヒーの粒を真空中で乾燥させ、風味や香りを逃がさない製法です。

深煎りならではの香ばしさや濃厚なコク・苦味を、お湯を入れるだけで楽しめます。

ミルクや砂糖との相性も抜群です。

休憩に飲むコーヒーにはもってこいの商品です。

全体的にバランスが取れている印象ですが、酸味と甘味が少なく、苦味、香り、コクが飲んだ時に強く感じられます。

9.ヒルス コーヒー リッチブレンド

「ヒルス コーヒー リッチブレンド」は、商品名にある通り、リッチな味わいが特徴です。ここでいうリッチな味わいとは、コクがあり、ザ・コーヒーといった印象の味になります。

コーヒー業界ではベストセラーともなっているコーヒーで、厳選したベトナム、ブラジル産のコーヒー豆を使用しています。

アメリカのサンフランシスコで生まれた老舗ブランド「HILLS(ヒルス)」が提供するコーヒーになります。

酸味が少なく、豊かなコクと芳醇な香りが魅力。ただ全体的なバランスが良いので、コーヒー初心者の方は気軽にお試しできるでしょう。

コストパフォーマンスも抜群です。

休憩中に飲むコーヒーはタンブラーを使用しよう

結論、休憩中に飲むコーヒーはタンブラーを使うことを強くおすすめします。

コーヒータンブラーとは、コーヒーを入れるための容器のことです。

せっかくなら口当たりが良く、保温性・保冷性に優れたコーヒータンブラーを使ってください。

機能面だけでなく見た目も非常にこだわって作られているため、仕事中の休憩において、気分を高めてくれるはずです。

紙コップと違って、洗ってくり返し使えるためコスパも抜群です。

水筒やグラスとの違い

タンブラーと水筒、グラスの大きな違いは気密性にあります。

つまりこぼれやすいか、漏れやすいかという点です。

水筒の場合、完全に密封されているので、漏れることがありません。

そのため、お出かけやスポーツの際には水筒を使い、1ヵ所で作業をしたり、コーヒーショップでドリンクを楽しみたいときはタンブラーがおすすめでしょう。

休憩するときはコーヒーで決まり!

いかがだったでしょうか?

今回は休憩時におすすめしたいコーヒー9選というテーマでお伝えしました。

本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。

  • 休憩時に飲むコーヒーを選ぶ際に重要なことは「休憩時間」「価格」「香り」の3つ
  • おすすめのコーヒーとしては「AGF ちょっと贅沢な珈琲店 重厚なコク」「ライオンコーヒー バニラマカダミア」などがある
  • 休憩時に飲むならコーヒータンブラーを使用しよう

ぜひ今回ご紹介した内容をもとに、充実したコーヒータイムを過ごして下さい!

※この記事は2022年3月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。
※また本記事に掲載の感想は、個人の感想です。

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