
ウォーターサーバーが必要な人いらない人の違いとは?その理由を紹介
ウォーターサーバーが必要な理由
まず、ウォーターサーバーを設置して良かったと思っている人の「ウォーターサーバーが必要な理由」について、主な意見を9つ紹介します。
おいしくて安全な水がいつでも飲める
ウォーターサーバーの大きな魅力は、安全でおいしい水を手軽に、いつでも飲めることです。
リビングや寝室でのどの渇きを感じたとき、キッチンの冷蔵庫まで移動しなくても、ウォーターサーバーの冷たい水で喉を潤すことができます。コーヒーやお茶を淹れるときも、わざわざキッチンに立ってお湯を沸かす必要がありません。
冷たくておいしい水をすぐ飲める環境が整ったことによって、「子どもがジュースより水を飲むようになった」という声もあります。
料理が時短できる
料理でお湯を使う機会は多いもの。ケトルや鍋でお湯を沸かさなくても、ウォーターサーバーのお湯を使えば時短ができます。
たとえば、油揚げの油抜きやこんにゃくのあく抜きなどには、ウォーターサーバーのお湯をそのまま使えます。みそ汁やスープなどにもお湯を使えるので、複数の調理を並行する場合などに便利です。
ほかにも、スープジャーとお湯で「ほったらかし調理」ができるなど、ウォーターサーバーのお湯には用途が豊富にあります。
簡単に白湯を作れる
白湯を飲むと血行が良くなることにより、冷え性改善や免疫の向上、ダイエット効果など、健康や美容に良い効果が期待できるといわれています。
起床後に白湯を1杯飲む習慣をつけたくても、忙しい朝にやかんでお湯を沸かすのはひと手間かかります。温水が出るウォーターサーバーがあれば手軽にお湯を出せるので、健康的な習慣づくりに役立つでしょう。
カップ麺などのインスタント食品がすぐに食べられる
ウォーターサーバーは熱湯をすぐに出すことができるので、インスタントのスープやカップ麺を作る手間も省けます。
時間がないときや疲れて何もしたくないとき、お腹がペコペコで少しでも早く食べたいとき、ウォーターサーバーがあれば手軽に、手早く調理できるのがメリットです。お湯を沸かさなくていいので、時間と手間を節約できます。
ガス代や電気代を節約できる
ウォーターサーバーを導入すればガスコンロでお湯を沸かす回数を減らせるため、ガス代の節約になります。
今までIHコンロや電気ケトルでお湯を沸かしていた家庭なら、電気代の節約が見込めるでしょう。また、冷たい水がいつでも飲めるため、冷蔵庫で飲み物を冷やす電気代や、飲み物を出し入れする際に冷蔵庫を開閉することで消費される電気代も抑えられます。
ウォーターサーバーの運転にも電気は必要ですが、省エネサーバーならば、トータルでは節電になるケースが多いでしょう。
水分補給がしやすい
生きるためには水が必要で、人体の約60%は水分で構成されています。成人が一日に必要とする水分は活動量によって異なり、およそ2.3~3.5リットル。そのうち、約20~30%は食事から摂取できるため、残りの70~80%、少なくとも1.5リットル程度は飲んで補給する必要があります。
ウォーターサーバーがあれば冷水もお湯もすぐ飲めるため、水分補給がしやすくなります。こまめに水を飲む習慣作りにウォーターサーバーは便利です。
赤ちゃんのミルク作りに使える
赤ちゃんのミルクは70℃以上のお湯で作ってから人肌(約40℃)まで冷ます必要があります。温水機能付きのウォーターサーバーなら、授乳のたびにお湯を沸かす必要がありません。
一般的なウォーターサーバーの温水は80~90℃ですが、エコモードに設定することで70~75℃に温度設定を変えられるウォーターサーバーもあります。
日本のウォーターサーバーの多くは軟水で、消化機能が未発達な赤ちゃんにも負担が少ないためミルクづくりにも安心して使えます。
ペットボトルを買わなくていい
金銭的なコストだけを比較するなら、ウォーターサーバーを設置するよりも、ペットボトルの水を購入する方が安くつきます。しかし、重いペットボトルを頻繁に買いに行く手間やストックを置くスペースを考えれば、ウォーターサーバーの方が時間や労力の節約になるのです。
ウォーターサーバーの空きボトルは、回収してもらえるか小さく潰して処分できる容器で提供されるので、たくさんのペットボトルゴミを処分する手間が省けます。
災害対策として備蓄できる
ウォーターサーバーにセットする水のボトルは、災害時の備蓄水としても有用です。水の抽出方法がレバー式やコック式など、停電時でも水を出せるウォーターサーバーもあります。
ウォーターサーバーが不要な理由
ウォーターサーバー導入後に「やっぱり必要なかった…」と後悔しないように、ウォーターサーバーがいらない理由もチェックしておきましょう。
費用がかかる
ウォーターサーバーを設置した場合にかかる月額費用の目安は、3,000~8,000円程度です。宅配水メーカーによっては、水の料金に加えてウォーターサーバーの月額レンタル料やサポート料などがかかります。
ランニングコストとして毎月かかってくるので、ウォーターサーバー導入のネックといえるでしょう。
ボトルの交換や処理が大変
ウォーターサーバーの水は12リットルボトルが標準サイズです。約12kgとなかなかの重さなので、ボトル交換が大変だと感じる人も少なくありません。特に腕力の弱い女性や高齢者、腰痛持ちの人や妊婦さんなどには負担になるでしょう。
また、回収して再利用するリターナブルボトルなら、空きボトルの保管スペースが必要です。使い捨てのワンウェイボトルの場合は、処分する手間がかかります。こういったことが面倒に感じる人は、水道水を利用するウォーターサーバーがおすすめです。
ウォーターサーバーが場所を取る
床置き型のウォーターサーバーの一般的なサイズは、幅・奥行が約35cm、高さが約110cmです。それだけの設置スペースを取れないとウォーターサーバーを導入できません。
また、電化製品のため、設置環境にも条件があります。高温多湿な場所や直射日光が当たる場所、電源から遠い場所などには設置できません。床が不安定な場所やコンロの近く、冷蔵庫など放熱する家電の近くも事故の原因になるため置けません。
水が使い切れなくてあまる
一人暮らしで外食が多いなど、自宅での水の消費量が少ない人は届いた水を使い切れない場合があり、ウォーターサーバーは不要と感じるかもしれません。
毎月の購入ノルマがあるウォーターサーバーの場合は特に、消費しきれない水のボトルが増えてしまいます。しかし、購入ノルマがないメーカーや配送を一時休止できるメーカーを選べば、自分のペースで水を使うことができます。
ウォーターサーバーが向いている人
以下のような人はウォーターサーバーが向いているといえます。
- 乳児がいて毎日ミルク作りをする人
- 家事の時間と手間を少しでも減らしたい人
- 子どもや家族、ペットに安全な水を飲ませてあげたい人
- 調理に水道水を使いたくない人
- 日常的に水やお茶、コーヒーを飲む人
- 日常的にインスタントのスープやカップラーメンなどを食べる人
- ペットボトルの水を購入している人
ウォーターサーバーが向いていない人
以下のような人はウォーターサーバーが向いていないかもしれません。
- 外出時間や外食が多く、自宅で料理をする機会が少ない人
- 自宅であまり水を飲まない人
- 自宅でお湯を沸かす機会があまりない人
- 自宅の水道水の水質や安全性、味などに特に不満がない人
- 水にコストをかけるのはもったいないと感じる人
- ウォーターサーバーを置くと部屋が狭くなってしまう人
一人暮らしにウォーターサーバーはいらない?
一人暮らしの人はファミリーほど大量の水を消費しないので、ウォーターサーバーが必要かどうか、迷ってしまうことがあるでしょう。しかし、一人暮らしだからといって、ウォーターサーバーが必要ないとは言い切れません。
一人暮らしの人がウォーターサーバーを選ぶとしたら、以下をチェックするといいでしょう。
- 家計に対してウォーターサーバーに毎月かかるランニングコストが高すぎないか
- 部屋にウォーターサーバーを置くスペースがあるか
- 合わないと思って解約する際、高額な解約金が発生しないか
おすすめのウォーターサーバー4社
ウォーターサーバーを導入すると、さまざまな生活上のメリットが得られます。ここではおすすめのメーカー4社をピックアップし、サービスの特徴やユーザーの声を紹介します。
フレシャス
水の種類 | 天然水 |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,158円~ |
月額電気代 | 約330円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:6機種/卓上型:2機種 |
ポイント
- スタイリッシュでおしゃれなデザインのサーバーを多数ラインナップ
- コーヒーメーカー機能が付いたSlat+cafeなら、お好みのコーヒーや茶葉で手軽に本格的な味わいの飲み物を楽しめる
- エコ機能で温水が約70℃設定になる機種なら、赤ちゃんのミルク作りにぴったり
フレシャスは名水地の天然水を届ける宅配水メーカーです。「フレシャス富士」「フレシャス朝霧高原」「フレシャス木曽」の3種類から選べます(機種により選べる採水地は異なります)。
おしゃれで高機能なウォーターサーバーが多く、水は9.3リットルのクラッシュボトルや、4.7リットルと7.2リットルのウォーターパックなので、交換も処分も簡単です。
- 水のボトルを下に収納するので交換がラクにできます
- クリーン機能が使いやすく、いつも清潔に保てるので安心です
- Slat+cafeで赤ちゃんのミルクも私のお茶も手軽に作れています。お酒を飲むときにもおいしい水でお湯割りが作れるので、夫も使っています
プレミアムウォーター
水の種類 | 天然水 |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 3,974円~ |
月額電気代 | 約500円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:4機種/卓上型:1機種 |
ポイント
- デザイン家電ブランドとのコラボによるおしゃれな機種がある
- 水はおいしさにこだわった「非加熱処理」の天然水
- スマホアプリを使えば配送の周期や注文数を簡単に変更できる
プレミアムウォーターはおいしさにこだわって「非加熱処理」の天然水を届けてくれる宅配水メーカーです。富士山や京都など全国の名水地から汲み上げたナチュラルミネラルウォーターを、1時間ごとの水質検査、毎月の放射能検査、4段階以上のろ過により安全な品質で提供しています。
使い切りのクラッシュボトルで水が減るごとに縮小していくため、衛生的なうえに処分も簡単です。
amadana(アマダナ)やcado(カドー)といった家電ブランドとコラボした、おしゃれなウォーターサーバーをラインナップしているところも特徴です。
- 部屋のインテリアとしても楽しめるおしゃれなデザインに惹かれて選びました
- 熱いお湯がすぐ出るので、カップラーメンやコーヒーをつくるのに便利です
- ミルクのお湯をいちいち沸かさなくていいのでストレスがなくなりました
ウォータースタンド
水の種類 | 水道水(浄水/RO水) |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 約3,856円~ |
月額電気代 | 約150円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:5機種/卓上型:7機種 |
ポイント
- 水道直結型のため、水にかかるコストは水道代のみ
- 水のボトルがないので、交換や処分の手間がかからない
- 水道とつながないタンク付きモデルを無料で1週間お試しできる
ウォータースタンドは水道直結型のウォーターサーバーを提供しています。水道の水をウォーターサーバー内部の高性能フィルターでろ過するので、不純物を除去したおいしい水を家庭で作ることができます。
月額料金はサーバーのレンタル料のみで、水代は水道代のみ。ほかにかかる費用は電気代くらいです。野菜を洗ったりお米を研いだりと、調理にも気兼ねなくどんどん使えます。水のボトルが不要のため、ボトルの交換や処分をする必要もありません。
RO膜(逆浸透膜)という極めて細かいフィルターを搭載した機種ならば、水道水から99.9%の不純物を除去したピュアウォーターを生成できます。
通常の水道直結サーバーではありませんが、タンクに水を補充して使うサーバーを1週間無料でお試しできます。水道とつながないため工事の必要はなく、タンクへ水を補充する必要はありますが、期間中は好きなだけ浄水を利用できます。
- 他社のウォーターサーバーよりコンパクトなのでキッチンが狭くても設置できます
- シンプルでありながらもおしゃれなデザインなところが気に入っています
- 水道水のカルキ臭さが苦手でしたが、コーヒーもおいしく淹れられるようになりました
アクアクララ
水の種類 | RO水(ミネラル添加) |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 3,908円~ |
月額電気代 | 約475円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:3機種/卓上型:1機種 |
ポイント
- ピュアウォーターにミネラルを添加したデザインウォーターを宅配
- 水の購入ノルマがないため、マイペースで注文できる
- 無料で1週間お試し可能
アクアクララはRO水にミネラルを添加したデザインウォーターを届けてくれる宅配水メーカーです。
水の購入ノルマがないため、ライフスタイルに合わせて無駄のない使い方ができます。ライフスタイルに変化が生じそうな一人暮らしの人や、ウォーターサーバーにあまりお金をかけたくない人でも利用しやすいでしょう。
水のボトルは回収式なので、毎回ゴミに出す必要がありません。繰り返し使うことで環境にやさしい暮らしを目指す人にもおすすめです。
アクアクララも1週間の無料お試し体験が可能です。サーバーは床置き型か卓上型から選べ、レンタル料や送料、設置料などは一切かかりません。水は12リットルボトル1本が無料で利用できます。ウォーターサーバーの必要性で悩んでいる人は、本契約前に試してみることをおすすめします。
- カラフルなウォーターサーバーを選べるところがよかったです
- 子どもが面白がって、ジュースより水を飲むようになってくれました
- 自分のコーヒーを淹れるにも、赤ちゃんのミルクを作るにも、とにかく便利
おすすめのウォーターサーバー|比較表
メーカー名 | フレシャス | プレミアムウォーター | ウォータースタンド | アクアクララ |
---|---|---|---|---|
水の種類 | 天然水 | 天然水 | 水道水(浄水/RO水) | RO水(ミネラル添加) |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,158円~ | 3,974円~ | 約3,856円~ | 3,908円~ |
月額電気代の目安 | 約330円~ | 約500円~ | 約150円~ | 約475円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:6機種/卓上型:2機種 | 床置型:4機種/卓上型:1機種 | 床置型:5機種/卓上型:7機種 | 床置型:3機種/卓上型:1機種 |
公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
ウォーターサーバー必要?不要?のまとめ
- ウォーターサーバーがあれば、おいしくて安全な水が飲めるだけでなく、赤ちゃんのミルク作りや料理など家事の時短も可能になる
- 一人暮らしの場合でも、ペットボトルを買う手間を減らせたり、ゴミを削減できたりとメリットは大きい
- 毎月コストがかかること、メーカーによっては水の購入ノルマがある場合もあるので、自分のライフスタイルに合うかを検討して、必要かどうかを判断しよう
もっとたくさんのウォーターサーバーを比較・検討したい人は
20社のウォーターサーバーを「水の種類」「デザイン」「コスト」の軸で比較した、以下の記事がおすすめです。ぜひ参考にしてください。
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