
富士の湧水の口コミと評判は?15以上の口コミと共に特徴を解説
富士の湧水は富士山標高950mで採水した天然水
富士の湧水はカセットコンロなどでもおなじみのイワタニ(岩谷産業)のグループ会社「富士の湧水株式会社」が提供する宅配水です。
地下200mを超える深井戸から採水
富士の湧水の工場は、富士山標高950m、富士箱根伊豆国立公園内の自然環境が厳しく保全された「富士山景観形成地域」にあります。豊かな自然が守られたエリアの地下200mから採水された天然水を、徹底した安全管理のもと、全国の各家庭に提供しています。
工場では200項目以上にわたる水質検査・48時間の無菌検査・毎月の放射性物質検査を実施。食品安全管理の国際規格「FSSC22000」認証を取得した工場で生産された軟水です。
最安クラスの天然水ウォーターサーバー
水パックは12リットルパックが1,645円と、天然水としては業界最安クラス。入会金・サーバー設置費用・配送料などの初期費用は一切かからず、購入ノルマもありません。月々のコストは、サーバーの月額レンタル料838円と、購入した天然水の料金のみです。
富士の湧水に含まれる成分
富士の湧水は多層の玄武岩層でろ過されることで自然のミネラルを含んでいるため、天然水ならではのおいしさを楽しめます。バナジウムが含まれていることも特徴のひとつです。もちろん、添加物は一切使用されていません。
ミネラル成分一覧表
4大ミネラル (100mlあたり) | ナトリウム | 0.56mg |
---|---|---|
カルシウム | 0.6mg | |
マグネシウム | 0.22mg | |
カリウム | 0.09mg | |
その他ミネラル (1,000mlあたり) | バナジウム | 82μg※ |
水質 (1,000mlあたり) | 硬度 | 24mg |
pH | 8.4 |
※1μg(マイクログラム)=0.001mg
富士の湧水を選ぶ5つのメリット
ここでは、富士の湧水が選ばれる主な理由5つについて、ひとつずつ解説していきます。使っている人の感想も交えながら紹介するので、参考にしてください。
富士山の天然水でおいしい
ウォーターサーバーで提供される水には、天然水とRO(アールオー)水の2種類があります。
RO水は、原水を逆浸透膜(RO膜)でろ過し、ミネラル分を含む不純物を約99.9%除去した水です。水道水などどんな水からも精製できるため供給量や水質が安定していること、安価であることが特徴です。
一方の天然水は、特定の水源から採水された地下水に必要最低限の処理を加えたものです。天然ミネラルを豊富に含み、甘みやまろやかさなど水本来の味を楽しめるのがメリットです。
RO水と比較した際の天然水のデメリットとして、料金の高さや水質が採水地の環境に影響されやすいことなどがあげられますが、富士の湧水の場合はあまり当てはまらないといえます。
天然水でも料金は比較的安いこと、また採水地は環境保全が徹底されたエリアにあるため、水質の心配も少ないためです。
富士の湧水の天然水は、硬度24mg/Lの軟水です。水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が少ないため、小さな子どもにも安心して飲ませることができます。
【水の硬度(WHO世界保健機関基準)】
種類 | 硬度 |
---|---|
軟水 | 60mg/L未満 |
中程度の軟水 | 60mg/L以上120mg/L未満 |
硬水 | 120mg/L以上180mg/L未満 |
非常な硬水 | 180mg/L以上 |
富士の湧水は硬度24mg/Lと軟水の中でもかなり低い
- 富士山生まれの天然水だけあって、飲みやすくとてもおいしいです
- 水パックが使い捨てなので衛生的だし、ゴミがたまりにくい点も魅力です
- 天然のおいしいお水を料理や飲み物をつくるときにも使えて、体にいい気がします
水の料金が安い
天然水を提供するメーカーの中で水の料金が最安クラスであることも、富士の湧水のメリットです。代表的な天然水のウォーターサーバー4社について、料金を比較してみましょう。
メーカー | 水の料金(500ml) | 水の料金(24L) | 水の料金(48L) | レンタル料 |
---|---|---|---|---|
富士の湧水 | 約71円 | 3,398円 | 6,796円 | 838円 |
プレミアムウォーター※1 | 約83円 | 3,974円~ | 7,948円~ | 0~1,100円 |
フレシャス※2 | 約87円 | 4,175円~ | 8,313円~ | 0~1,320円 |
コスモウォーター | 約86円 | 4,104円 | 8,208円 | 0円 |
※1 プレミアムウォーターは3年パックの割引適用時の料金
※2 フレシャスは「フレシャス富士(7.2L)」の料金を換算
富士の湧水はサーバーの月額レンタル料がかかりますが、水の料金が安いため、消費量の多い家庭では料金を抑えることができます。入会金やサーバー設置費用、配送料などもかかりません。
また、水の容器はワンウェイ方式を採用しているので、空き容器の保管や返却をする必要はありません。住んでいる地域のルールに合わせて処分できます。
なお、水の料金をさらに押さえたいという人は、クリクラやアクアクララといったRO水を提供する宅配水メーカーがおすすめです。
- ほかの天然水ウォーターサーバーと比較して安価に利用できるため、富士の湧水を選びました
- 料金体系がわかりやすく、料金シミュレーションと実際の料金に誤差はほとんどありませんでした
日本製の高機能サーバー
富士の湧水が提供するウォーターサーバーは、床置き型1機種と卓上型1機種です。いずれも日本製で、エコモード機能と自動クリーン機能を搭載しています。
4段階の温度設定が可能
多機能なうえ、お湯や水の温度が細かく設定できるところも特徴です。冷水(約6~12℃)・弱冷(約12~16℃)・温水(約80~89℃)・高温(約90~93℃)の4段階で設定できます。冷水では身体が冷えすぎてしまう人や、高温でカップ麺を作りたい人にはうれしい機能でしょう。
また、エコモードではお湯の温度が約70℃となるため、消費電力を抑えられるだけでなく、白湯として飲む際に活用しやすい温度になります。リピートモードを使えば、毎日同じ時間帯の6時間を自動でエコモードに切り替えることができるのも便利です。
自動クリーン機能は、未使用時間帯に自動で内部洗浄を行う機能です。クリーンモードは手動でも使用可能です。
- 赤ちゃんのミルクを頻繁につくるので、温度調整しやすい富士の湧水が便利でした
- 弱冷水は風呂上がりの水分補給にちょうどいい温度です
- お茶を淹れたりカップラーメンを作ったりするときに便利に使えています
水の注文ノルマがない
月ごとに水の最低注文数が決められているメーカーも多くありますが、富士の湧水は購入ノルマが一切ありません。ノルマがあると、一人暮らしの人やあまり自炊しない家庭では、届いた水を使いきれないケースが出てきますが、そういった心配も無用です。
注文方法は随時購入と定期購入の2パターン。定期購入をベースとして水の消費量が多い夏に追加で購入したり、月ごとに必要数を注文したりできます。定期購入をスキップしたい場合も、契約店に電話するだけでOKです。
- 水の注文ノルマがないところがいいです。家族みんな満足しています
- 水が足りなくなりそうなときはネットで追加注文できるので便利
- 配達前に何本必要かを電話で確認してくれたり、配達のタイミングを遅らせてくれたりします
最低契約期間が1年で短い
多くのウォーターサーバーでは最低契約期間が満了する前に解約すると、解約金が発生します。富士の湧水の最低契約期間は1年です。1年未満で解約した場合は、サーバー引取り手数料として5,500円かかります。
代表的な5社の最低契約期間と解約金を比較してみましょう。
【解約金(手数料)の比較】
解約金(手数料) | 最低契約期間 | |
---|---|---|
富士の湧水 | 5,500円 (一部代理店では異なる場合あり) | 1年 |
プレミアムウォーター※1 | 10,000~20,000円 | 2年 or 3年 |
ウォータースタンド | 6,600円 | 1年 |
アルピナウォーター | 11,000円 | 1年 |
うるのん※2 | 11,000~16,500円 | 2年 or 3年 |
※1 プレミアムウォーターは機種により解約金額が、契約プランにより最低契約期間が異なる
※2 うるのんは契約プランにより解約金額、最低契約年数が異なる
富士の湧水の最低契約期間は他社と比べても短めで、手数料もそこまで高額ではありません。
富士の湧水で気を付けたい3つのデメリット
ここまで富士の湧水のメリットをお伝えしてきましたが、契約してから後悔することがないように、デメリットについても確認しておきましょう。主な注意点として3つ、口コミとともに紹介します。
サーバーの月額レンタル料がかかる
富士の湧水は天然水のウォーターサーバーとしては水の料金が安いものの、ウォーターサーバーのレンタル料が毎月838円かかります。月額レンタル料が不要な会社もあることを考えると、その点をネックに感じる人もいるかもしれません。
天然水を毎月たくさん消費する家庭なら、レンタル料を考慮しても、富士の湧水を利用するほうがトータルコストは安く済むケースもあるので、水の使用量を想定してシミュレーションしてみることをおすすめします。
- 水の料金は安いけど、サーバーの月額レンタル料を入れると毎月3,000円以上かかる点が気になる…
デザインの選択肢が少ない
富士の湧水のウォーターサーバーは、床置き型1機種、卓上型1機種の合計2機種です。カラーバリエーションも床置き型がブライトホワイトとダークブラウンの2色、卓上型はニューホワイト1色のみと、選択肢は多くありません。
日本製のサーバーは、使いやすさが評価されていますが、他メーカーからはデザイン性の高いウォーターサーバーやカラーバリエーションが豊富な機種も出ているので、物足りないと感じる人もいるでしょう。
- シンプルなデザインなので、「おしゃれ家電」という感じはあまりしません
水の交換が大変
富士の湧水の水容器はビニールパックで、ウォーターサーバーの上部にセットします。そのため、腕力の弱い女性やお年寄りには交換が負担に感じられるようです。8リットル入りのボトルも選べるものの、12リットル入りと比べて割高になってしまいます。
また、水パックのセット手順もやや複雑。水パックはダンボール箱に入って届きますが、ダンボールを破く→プラスチックのケースを上からかぶせ、キャップシールをはがす→逆さまにしてサーバーにセット→ダンボール箱を引き抜く、という手順のため、交換には慣れが必要です。
口コミでも交換時の手間がかかるという声が出ています。
- 12リットルの水を高いところまで持ち上げるため、女性の腕力では大変でした
- ダンボール箱の底を破いてセッティングするのが少し面倒です
富士の湧水のウォーターサーバー2機種を紹介
富士の湧水には床置き型と卓上型、2つのウォーターサーバーがあります。それぞれのスペックや特徴を見ていきましょう。
高機能サーバー 床置きタイプ
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,236円~ |
---|---|
月額レンタル料 | 838円~ |
水の料金 (500ml換算) | 約85円~ |
月額電気代 | 約680円~ |
サイズ | 幅:29cm / 奥行:30cm / 高さ:120cm (ボトルケース装着時) |
重量 | 約17kg |
カラー | ブライトホワイト/ダークブラウン |
ボトルのタイプ | 使い捨てパック(8L/11.6L/12L) |
ボトル位置 | 上部 |
設定温度 | 冷水:約6~12℃(弱冷水:約12~16℃) 温水:約80~89℃(高温:約90~93℃) |
タンク容量 | 冷水:1.6L 温水:1.6L |
チャイルドロック | あり 二重ロック |
衛生機能 | 熱水循環(自動) |
省エネ機能 | あり |
ポイント
- 自動チャイルドロックがあるため、小さい子どもがいる家庭でも安心して使える
- 自動クリーン機能搭載で毎週、内部を洗浄し、衛生的に保つ
- 幅は29cm、奥行も30cmとコンパクトで省スペース
出水やチャイルドロックの解除、エコモードへの切り替えなど、基本的な操作はすべて前面操作パネルのボタンで行います。
チャイルドロックのかけ忘れを防止する自動チャイルドロック機能があるため、小さい子どもがいる家庭でも安心です。もちろん、自動チャイルドロックを使わず、使用ごとにロックしたり、ロック機能を解除したまま使用したりすることもできます。
一般的なレバー式コック(左)と「富士の湧水」のパネル式ボタン(右)。富士の湧水のサーバーは標準で二重ロックが可能なため安心度が高い
自動クリーンモードでは学習機能で自動で内部洗浄時間を設定してくれます。もちろん、手動設定も可能です。
省エネモード(ECO運転)ではお湯の温度を約70℃に抑えることで消費電力を節約します。手動でECO運転を設定することもできますが、リピートモードを使えば毎日の同じ時間帯(6時間)に自動でECO運転に切り替わります。
サイズは幅だけでなく奥行もコンパクト。リビングに置いても壁からの出っ張りが少ないので、邪魔になりにくいでしょう。
- スリムなデザインなので部屋に置いても違和感がありません
- コンパクトで邪魔にならないし、インテリアになじみやすい色です
- 週に1回、高温循環機能で内部を自動クリーンしてくれるので、安心して水を飲めます
高機能サーバー 卓上タイプ
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,236円~ |
---|---|
月額レンタル料 | 838円~ |
水の料金 (500ml換算) | 約85円~ |
月額電気代 | 約680円~ |
サイズ | 幅:32cm / 奥行:39cm / 高さ:77cm (ボトルケース装着時) |
重量 | 約15kg |
カラー | ニューホワイト |
ボトルのタイプ | 使い捨てパック(8L/11.6L/12L) |
ボトル位置 | 上部 |
設定温度 | 冷水:約6~12℃(弱冷水:約12~16℃) 温水:約80~89℃(高温:約90~93℃) |
タンク容量 | 冷水:1.6L 温水:1.6L |
チャイルドロック | あり 二重ロック |
衛生機能 | 熱水循環(自動) |
省エネ機能 | あり |
ポイント
- 高さは77cm(ケース装着時)とコンパクトながら、床置き型と同機能を搭載
- 置く場所を選ばないシンプルなデザイン
- 幅と奥行が床置き型よりも大きい点に注意
卓上型も、搭載機能は床置き型と変わりません。インテリアの邪魔にならないホワイトで、シンプルなデザインです。
サーバーの高さはケースを含めて77cmとコンパクトですが、幅と奥行は床置き型よりもやや大きくなっています。特に奥行は39cmと床置き型より9cm長い点には注意してください。
富士の湧水に関するよくある疑問
ここでは富士の湧水についてよくある疑問を3つ取り上げ、それぞれ回答していきます。
電気代はどれぐらいかかる?
ウォーターサーバーの電気代は、エコモードの利用や、お湯の使用状況、設置環境などでも変わりますが、一般的に1ヵ月あたり500~1,000円程度が目安とされています。
富士の湧水のウォーターサーバーの場合、省エネモードに設定すれば、消費電力を最大で約35%削減でき、毎月かかる電気代の目安は680~1,000円程度とされています。
定期メンテナンスはある?
停電時にも水は出せる?
非常用コック
富士の湧水のおすすめサーバー|比較表
サーバー名 | 富士の湧水 高機能サーバー 床置きタイプ | 富士の湧水 高機能サーバー 卓上タイプ |
---|---|---|
水の種類 | 天然水 | 天然水 |
サイズ | 幅:29cm 奥行き:30cm 高さ:120cm | 幅:32cm 奥行き:39cm 高さ:77cm |
カラー | ブライトホワイト/ダークブラウン | ニューホワイト |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,236円~ | 4,236円~ |
月額電気代の目安 | 約680円~ | 約680円~ |
公式 | 公式 | 公式 |
富士の湧水はこんな人におすすめ
天然水を比較的安く楽しめる富士の湧水。購入ノルマがないので、自分のペースで水を注文したい人にもうれしいでしょう。富士の湧水は特にこんな人におすすめできます。
- 富士山の天然水をリーズナブルに使いたい人
- 水の使用量が月によって異なる人や、マイペースに注文したい人
- ウォーターサーバーの水温を細かく調整して便利に使いたい人
- ラクに手入れができるウォーターサーバーを選びたい人
- ウォーターサーバーを災害への備えとして活用したい人
富士の湧水の口コミ・評判まとめ
- 富士の湧水は富士山麓の中でも厳しく環境保全された場所で採水・処理された天然水
- サーバーの月額レンタル料がかかるものの、天然水の水料金はリーズナブル
- 日本製のウォーターサーバーは二重チャイルドロック・自動クリーニング・エコモードなど高性能で便利
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