
フレシャス「Slat+cafe(スラット+カフェ)」を使ってわかったメリット・デメリット
フレシャスのSlat+cafeとは?
早速「Slat+cafe」の体験レポートをお伝えしたいところですが、その前にまずは「フレシャス」というメーカーについて簡単にご紹介します。
フレシャスは下記のような特徴を持つ天然水の宅配水メーカーです。
フレシャスの特徴
- 味わいや硬度の異なる3つの天然水「富士」「木曽」「朝霧高原」から選べる
- 水の容量は9.3L、7.2L、4.7Lの3種類。軽量だから水の交換がしやすい
- グッドデザイン賞受賞サーバーなど、デザイン性に優れたサーバーが多い
Slat+cafeの人気が高い理由
今回レンタルしたSlat+cafeは、フレシャスの人気機種であるSlat(スラット)にカフェ機能をプラスしたウォーターサーバー。通常のSlatと同様、温水・冷水・常温水を楽しむことができるのはもちろん、コーヒーや紅茶、緑茶の抽出機能がプラスされた機種です。
Slat(左)とSlat+cafe(右)は同サイズ
Slatはスタイリッシュなデザインで、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞しているサーバー。その洗練されたデザイン・サイズはそのままに、さらに高機能になったSlat+cafeは、コーヒー好きからファミリー層まで幅広く注目されています。
今回、試してみたのはSlat+cafeのマットブラック。つや消しのマットな質感は、実際に見てみると温かみもあって、さまざまなインテリアになじみそうです。
カラーバリエーションは白と黒があります。黒でも落ち着いた色味ですが、それなりに存在感があるので、もっと部屋になじませたいならマットホワイトを選ぶといいかもしれません。
多機能ながら省スペースなサイズ感
サイズは横幅が29cm、奥行が35cm、高さが111cmです。158cmの女性が横に並ぶと、高さはちょうど胸下あたりになります。水を注水するときは腰をかがめることなく、腰に負担がかからない体勢のまま注ぐことができました。
モデルは身長158cm
奥行があるものの場所を取りすぎず、省スペースな設計です。
フレシャスSlat+cafeでコーヒーを淹れてみた
Slat+cafeでもっとも気になることは、コーヒーメーカー機能。その使い心地と味です。というわけで、コーヒーを淹れて実際に飲んでみました。
コーヒーの淹れ方は2通り
コーヒーはUCCのドリップポッドを使う淹れ方と、市販の挽いた豆を使って抽出する方法があります。好みの豆で淹れることができるので、こだわりがある人でも問題ありません。
UCCのドリップポッド
今回はUCCのドリップポッドを使ってコーヒーを淹れてみました。カプセルからドリップポッドを取り出して、専用のホルダーにセットします。
カプセルにおすすめの水量が書いてあるので、まずはその通りに設定してみます。「COFFEE」ボタンを長押しすると、抽出スタート。
1分ほどでドリップ完了!
抽出開始からドリップ完了までにかかった時間は1分7秒ほどでした。フレシャス公式が公開している動画では、ハンドドリップと比較して3分の1ほどの時間で抽出できるとしていました。
ここまで難しい操作はなかったため、1度説明書を読んでコーヒーを淹れたらその後はラクにコーヒーを淹れることができそうです。抽出中の音も気にならず、少し待つだけで香りのいいコーヒーができあがりました。
気になるコーヒーの味は…
実際にコーヒーを飲んでみると、こだわりの軟水が使われているだけあって飲み口がやわらかく、コーヒーの味がよく引き立っています。喫茶店で出てきてもおかしくないような、本格的なコーヒーの味わいです。
雑味がなく、飲みやすいおいしさを楽しめました。濃い味が好きな人は、水量を調節することで好みの濃さにすることもできます。
+-ボタンで水量を調節すれば「好みの濃さ」に
楽しみ方はいろいろ
今回はホットコーヒーにしましたが、たくさんの氷を入れたカップに注げばアイスコーヒーも作れるそう。季節を問わず、朝や休憩の1杯として重宝しそうです。
UCCドリップポッドは全14種類。通常価格では1杯あたり68円からですが、フレシャスの会員はマイページから特別価格で注文できます。ブルーマウンテンブレンドやカフェインレスコーヒーなどが豊富にラインナップされているため、お気に入りの1杯を探すのも楽しそう。
専用ホルダーを使ってお気に入りの豆で抽出することもできるので、いろんな楽しみ方ができそうです。
付属の粉用ホルダー(出典:フレシャス公式サイト)
ウォーターサーバーとしての機能はどう?
続いて、コーヒーメーカー以外の基本的な機能もチェックしていきます。
操作は簡単
今回試した天然水は、富士吉田の9.3リットルボトルです。他社のウォーターサーバーではガロンボトルと呼ばれる12リットルボトルが多い中、フレシャスのボトルは比較的軽量だといえます。
ボトルをセットして、サーバー上部のボタンを押せば簡単に水が注水できました。ボタンが思ったよりも固かったため、慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。
天然水はすっきりした口当たり
富士吉田の天然水の味はすっきりとした口当たりで、後味では水本来の甘みを感じます。クセがないので、どんなときでもゴクゴク飲めるおいしい天然水です。
クチコミでは「においが気になった」などの声もありましたが、においはまったくありませんでした。水を保管している期間が長すぎたなど、ボトリングから時間がたってしまった場合に、ビニールやボトルのにおいが移ってしまうのかもしれません。
また、Slat+cafeは温水と冷水に加え、常温水での注水ができることもうれしいポイント。冷水は4~10℃のため、飲むと体の冷えを感じましたが、常温水モードではまさに常温そのままの水が出てきました。冷水より水の甘みや丸みを感じやすく、体を冷やしたくないときや薬を飲むときなどにおすすめです。
ボトル下置きで水が交換しやすい
フレシャスのボトルはワンウェイ方式で、使用後はペットボトルゴミとして出すことができます。水を使う度に自然と収縮していくため、ボトル交換時には小さくへこんだ状態になっていました。
9.3リットルのボトルを実際に持ってみると、女性の力でも十分持ち上げられるものの、「ラクラク交換できる」と感じるまでは慣れが必要だと感じました。持ち手がなくて滑りやすいため、落とさないよう注意が必要かもしれません。
チャイルドロックも付いた高機能なパネルメニュー
Slat+cafeの操作パネルはサーバーの上部に設置されています。
サーバー上部の操作パネル(出典:フレシャス公式サイト)
高さが110cmあるので、そもそも小さい子どもの手は届きづらい設計ですが、チャイルドロックをかけることでさらに安心できます。デフォルトでは温水のみロックできるようになっていますが、設定を変えれば冷水と常温水でもチャイルドロックをかけることが可能です。
「COFFEE」のほかに「GREEN TEA」と「TEA」の選択肢もあり、下の表のとおり種類によってお湯の抽出温度を変えることができます。操作は難しくないため、1度使えばすぐに覚えられるでしょう。
ボタン | 抽出モード | 抽出温度目安 |
---|---|---|
COFFEE | コーヒーに適したプログラムで抽出 | 約80~84℃ |
GREEN TEA | 緑茶に適したプログラムで抽出 | 約71~75℃ |
TEA | 紅茶に適したプログラムで抽出 | 約82~86℃ |
フレシャスSlat+cafeを使ってわかったこと
実際にSlat+cafeを使ってみてわかった、メリットとデメリットをまとめます。
Slat+cafeのメリット
メリット1ミネラル豊富な天然水で、本格的なおいしいコーヒーを淹れられる
メリット2用途に応じて、冷水・温水・常温水を注水できる
メリット3ボトルが9.3リットルで下置きのためボトル交換がしやすい
メリット4操作パネル位置が高いため、子どものいたずらを防止できる
メリット5高機能なわりにスマートな設計で、スペースを取りづらい
Slat+cafeによって手軽においしいコーヒーを楽しめることがわかりました。コーヒーの味にこだわりたい人なら、雑味のないフレシャスの天然水で淹れたコーヒーをおすすめできます。抽出にもあまり時間がかからないため、忙しい朝の目覚めの1杯としても活用できるでしょう。
Slat+cafeのデメリット
デメリット1コーヒーの抽出は一杯ずつのため、大人数の場合は時間がかかる
デメリット29.3リットルのボトルでも慣れるまでは重く感じる
デメリット3前月の水の購入数が2箱以下の場合、月額レンタル料が1,320円かかる
手軽にコーヒーを淹れられる反面、1度にたくさんのコーヒーは淹れられないので、来客対応をしたいときには時間がかかってしまうかもしれません。
また、水の購入数によっては月額レンタル料がかかります。コーヒー機能のないSlatのレンタル料が990円、Slat+cafeが1,320円なので、その差は330円。自分がどれだけコーヒー機能を使うかによって、どちらを選ぶか判断するのがいいと思います。
フレシャスSlat+cafeのスペックをチェック
Slat+cafe
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 5,516円~ |
---|---|
月額レンタル料 | 1,320円(初月無料) (水3箱以上購入で次月0円) |
水の料金 (500ml換算) | 約87円~ |
月額電気代 | 約380円~ |
サイズ | 幅:29cm / 奥行:35cm / 高さ:111cm |
重量 | 25.5kg |
カラー | マットホワイト/マットブラック |
ボトルのタイプ | 使い捨てボトル(9.3L) |
ボトル位置 | 下部 |
設定温度 | 冷水:約4~10℃ 温水:約80~85℃ エコモード:約70~75℃、リヒートモード:約90℃ |
タンク容量 | 冷水:1.5L 温水:1.5L |
チャイルドロック | あり(冷水/温水/常温水) 操作ボタンがサーバー上部 |
衛生機能 | オートピュアキープシステム/フレッシュ機能 |
省エネ機能 | あり |
使ってわかったフレシャスSlat+cafeのまとめ
- コーヒー機能によって、天然水を使ったおいしいコーヒーを手軽に淹れられる
- 軽量ボトルで下置きだから、慣れれば誰でもボトル交換がしやすい
- 月額レンタル料がかかるため、コーヒー機能を使わない人にとってはお得さを感じづらい
フレシャスのおすすめウォーターサーバー|比較表
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新規契約キャンペーン
名称 | 春の新生活キャンペーン |
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対象 |
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内容 |
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期間 | 2023年3月12日まで |
乗り換えキャンペーン
名称 | ウォーターサーバー乗り換えサポート! |
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対象 |
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内容 |
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期間 | 2023年3月12日まで |
子育て世帯向けキャンペーン
名称 | ママパパプラン |
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対象 |
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内容 |
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期間 | - |
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もっとたくさんのウォーターサーバーを比較・検討したい人は
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