
ウォーターサーバーとホワイトインテリア|キッチンのプロが解説
シンプルに終わらないホワイトインテリア
ウォーターサーバーの定番色はやっぱり白。水の清潔感や透明感を連想させます。そして日本人がインテリアで一番好む色も白で、マンションや賃貸のお部屋なども白をベースにしたインテリアが多いようです。
ですが最近のトレンドは、白は白でも「さまざまなニュアンスの白を重ねる」「白をポイントで使う」など、「白」の解釈が変わってきています。
インテリアは"素材コーデ"がトレンド
というのも最近のインテリアは「素材ブーム」。形のデザインよりも、リネン、コットン、皮革、漆喰のような質感や塗装色など、色だけではなく質感をコーデしていくことで、より深みのある空間ができます。
あわせて家具ショップやインテリアストアも、椅子やソファの張り地が選べる、テーブルなら樹種が指定できるなど、セミオーダースタイルでの買い物スタイルが主流に。なかでも白はアイボリーホワイト、ホワイトベージュ、アイスホワイト、シュガーホワイトなどいろんな白があります。
素材と色合いの組み合わせで考えれば選択肢は無限大。もはや白=無難な色、ではなく、ファッションのように微妙なニュアンスを見分けて、積極的に楽しむ色なのです。
モダンなクールホワイト
ウォーターサーバーは白が主流の色。本体は樹脂製なので、つるっとした表情のものが多いでしょう。形も樹脂成形の特性上、シリンダー型やスクエアなど工業的なシルエットのものが多いですね。モダンでクールなテイストは、ウォーターサーバーの得意技とも言えます。
フレシャスの「dewo」はミニマルデザイン
フレシャスの「dewo(デュオ)スカイグレー」は本体がツヤ感あるホワイトのフロントパネル。給水部を淡いグレーにして、全体の印象を引き締めつつも、シャープすぎないミニマルデザインです。
水の種類 | 天然水 |
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サイズ | 幅:29cm / 奥行:36.3cm / 高さ:112.5cm |
カラー | スカイグレー/メタリックブラック/ミルキーベージュ/ローズトープ/ペールブルー |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,708円~ |
月額電気代 | 約330円~ |
合わせたい家具は、張りのある白い皮革や金属のレッグ。柔らかな素材よりも、凛とした工業的な素材とデザインが相性良く、クールな雰囲気を演出します。白の爽快感が強調されたインテリアができそうです。
アルピナウォーターの「エコサーバー」で透明感
同じクール感なら、水のボトル部分の視覚効果も考えてみたいところ。ウォーターボトルをサーバー上部に搭載したタイプは、水の持つ透明感が目に飛び込んできます。
ラベルのデザインが素敵なウォーターサーバーは、海外風インテリアのような演出効果もあり、インテリア事務所や家具のショールームに置かれているのも目にします。
水の種類 | RO水(ピュアウォーター) |
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サイズ | 幅:31cm / 奥行:33cm / 高さ:125cm (12Lボトルセット時) |
カラー | ホワイト |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 3,227円~ |
月額電気代 | 約580円~ |
アルピナウォーターの「エコサーバー」はラベルのブルーがおしゃれで、白い壁のインテリアに映えますね。水の涼しげな見た目で「夏のインテリア」としてもウォーターサーバーは良さそうです。
定位置に置くだけではなく、季節によって置き場所を変えるのも、ウォーターサーバーの楽しみ方です。
木目×白は王道のホワイトインテリア
そして日本人が白と並んで大好きなのが「木」。特にオークやメープルなどの明るい木目は、白と好相性。北欧風やフレンチシックなど女性に好まれるスタイルナンバーワンです。
キッチンスタイルのベースもホワイト
キッチンスタイルも、白をベースに木の扉や家具を組み合わせると、柔らかなでやさしいスタイルになります。白もざらりと質感のある白が似合います。まろやかなミルキーホワイト、象牙のようなアイボリーホワイト。コットンやリネンの風合いのある白が似合います。
ポイントはマットな質感
マット感がポイントになりますが、ウォーターサーバーにもマットホワイトが登場しています。
フレシャスの「Slat」はつや消しのマット仕上げ
フレシャスの「Slat(スラット)」のマットホワイトは、サーバー全体がつや消しのマット仕上げ。プラスチックのつるっとした感じが、ちょっと気になるという方におすすめのモデルです。
インドアグリーンやヴィンテージ感ある木のテーブルなど、オーガニックなインテリアに溶け込みます。
水の種類 | 天然水 |
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サイズ | 幅:29cm / 奥行:35cm / 高さ:111cm |
カラー | マットホワイト/マットブラック |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 5,186円~ |
月額電気代 | 約380円~ |
マットな質感は自然光注ぐ窓のそばにおいても、なじみがよく、ナチュラルでヘルシーな生活イメージを演出できます。
フレシャスには「Slat+cafe(スラット+カフェ)」というコーヒーメーカと一体になったタイプもありますので、カフェ風のダイニングにもいいですね。
アクアクララの「AQUA FAB」は角丸キューブ型
アクアクララの「AQUA FAB(アクアファブ)」は、角丸のキューブ型。ころんとしたホワイトボディは、木の多いインテリアに似合いそうなフォルム。
ミッドセンチュリーデザインのチェアや、北欧ヴィンテージの木製キャビネットの中に置かれても、なじんでしまうデザインです。
もちろん真っ白なインテリアとの相性もぴったりです。角丸が微妙な影をつくり、印象を深めますね。
水の種類 | RO水(ミネラル添加) |
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サイズ | 幅:28.6cm / 奥行:35cm / 高さ:132cm |
カラー | ホワイト/ブラック |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,238円~ |
月額電気代 | 約800円~ |
機能性をスマートに表現するのもホワイト
そして白の一番の魅力。最初にも書きましたが、やはり清潔感。そして機能性を伝える色としても白は他にない魅力をもっています。
キッチンはどうしてもものが多くなりがち。そして毎日作業をする場所です。動線、収納、さまざまな要素が入り込んできます。
木目や石、扉のデザインなど、今のキッチンは多様なインテリアスタイルが実現できますが、やはり最もベーシックなのが「白」。どんな色や形の器や調理道具も、大らかに包み込んでしまいます。
ウォーターサーバーは機能性を重視したプロダクト
ウォーターサーバーも「おいしい水を家庭に供給する」という意味では、機能を重視したプロダクトです。
冷水温水の給水口のわかりやすさや、チャイルドロック、グラスや鍋を入れた時の開口部の使い勝手など、まずはウォーターサーバーの使いやすさは何よりも優先されなければなりません。
コスモウォーターの「smartプラス」は使いやすいデザイン
コスモウォーターの「smart(スマート)プラス」は、白のシンプルな本体に、赤と青の表示のコックが明確に表示された、誰もが使いやすいデザイン。
濃い木の床や壁、家具のある空間の中で、白のスマートなボディが引き立ちます。ウォーターサーバーの中で、白が空間のアクセントカラーになる好例ですね。
水の種類 | 天然水 |
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サイズ | 幅:30cm / 奥行:34cm / 高さ:110cm |
カラー | ホワイト/ピンク/ブラック/ウッド/ライトウッド |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,104円 |
月額電気代 | 約474円~ |
白は色のある空間のなかでアクセントに
ちなみに最近はアクセントウォールなど、壁を自分で塗る住まいも増えました。白は背景色だけではなく、質感の多い空間、色のある空間のなかでアクセントにもなります。
日々暮らしていると、さまざまなものに囲まれ、雑然としてしまうときもあります。そんな時に、やはり家族をニュートラルな気持ちに戻してくれるのが、「白」という色でしょう。
そしてそこには健康と美味を支える豊かな水が欠かせません。ウォーターサーバーはそんな安らぎを与えてくれる生活のパートナーと言えます。
今回はウォーターサーバーとホワイトインテリア、そんなテーマでご紹介しました。水の味、コスト、利便性…そしてインテリアや暮らしの視点からも、ウォーターサーバーを考えてみてくださいね。
ウォーターサーバーとホワイトインテリア|比較表
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ウォーターサーバーとホワイトインテリア、まとめ
- ウォーターサーバー定番のホワイトも、シンプルに終わらず異なる素材を重ねて深みのある空間に
- ウォーターサーバーメーカー各社からでているホワイトカラーも、それぞれニュアンスが異なる
- ニュートラルな気持ちに戻れるホワイトは、ウォーターサーバーでもおすすめ
もっとたくさんのウォーターサーバーを比較・検討したい人は
20社のウォーターサーバーを「水の種類」「デザイン」「コスト」の軸で比較した、以下の記事がおすすめです。ぜひ参考にしてください。
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