テレワークで水分摂取量が減った人は20%以上。その理由とは?|ミズラボ調査

2021年7月16日
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新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークでの仕事が当たり前になった人も多いのでは。週3日以上テレワークを行う会社員239名に、水分摂取にどのような変化があったのか調査を行いました。

テレワーク下での水分補給について調査を実施

人間にとって水分補給は必要なもの。それはもちろん仕事中も同様です。

会社に出社して働いていたときは、通勤途中で買ったペットボトルや持参したマイボトルで水分補給をしていた人も多かったと思いますが、在宅勤務になったことでどう変化したのでしょうか。インターネットでアンケート調査を行いました。

今回の調査について

  • 調査概要:テレワーク環境下での水分摂取量に関する調査
  • 調査対象:テレワークを週3日以上行う会社員
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年3月24日~2021年3月31日
  • 有効回答数:239名

水分補給の大切さは99%以上が認識

まず、水分補給の大切さについて「あなたは水分を摂ることは大切だと思っていますか」と質問したところ、回答は下記のようになりました。

水分摂取の大切さについてのアンケート結果

「とても大切だと思う」「やや大切だと思う」を合わせると99.2%。多くの人が水分補給の大切さを認識していることがわかります。

続いて「1日に必要だと思う水分の量はどれくらいだと思いますか」と質問したところ、「1,501~2,000ml」が32.6%、「2,001~2,500ml」が36.8%という回答となりました。

1日に必要だと思う水分摂取量についてのアンケート結果

1日に必要な水分摂取量は、年齢や体重、活動量によっても異なりますが、厚生労働省では2.5リットルを目安としています。そこよりはやや少ないものの、多くの人が1.5~2.5リットルと答えていました。

実際には水分が足りていない

ところが「実際には1日にどれくらいの水分を摂っていますか」と質問したところ、「501~1,000ml」が20.5%、「1,001~1,500ml」が34.7%という回答。

実際に1日に摂っている水分量についてのアンケート結果

多くの人が必要と思う水分補給量に届いていない実態がわかりました。

テレワークで「飲み物を飲む量が減った」人も

続いてテレワーク前と比較した水分補給量の変化を聞いてみました。「テレワーク前と比較して、飲み物を飲む量は変化しましたか」との質問には、「変わらない」「やや増えた」と回答した人が多かった一方で、「大きく減った」「やや減った」と回答した人も20%以上いる結果に。

テレワーク前と比較した飲み物を飲む量の変化についてのアンケート結果

自宅ならいつでも水分補給ができるようにも思いますが、20%を超える人が「減った」と回答したのはなぜか。その理由を掘り下げて質問してみました。

テレワークで水分補給量が減った理由は?

テレワークで飲み物を飲む量が「やや減った」「大きく減った」と回答した人に、「水分摂取が減った原因について教えてください」と質問したところ、下記のような回答が得られました。

テレワーク前と比較した飲み物を飲む量の変化についてのアンケート結果

「ペットボトルで飲まなくなり飲み物を準備する手間がかかるから」が42.3%と最多で、ほかに「決まった休憩時間がないから」が30.8%、「仕事に集中しすぎてしまい、忘れてしまうから」と答えた人が26.9%という結果になりました。

テレワーク中の体調不良は30%以上が経験あり

続いて「テレワークでの仕事中、体調不良を起こした経験はありますか」と質問したところ、「よくある」が4.6%、「たまにある」が25.9%という回答となりました。

テレワーク中の体調不良の経験についてのアンケート結果

さらに、体調不良の経験がある人に「どのような体調不良の経験がありますか」と質問。すると 「頭痛」「疲れ目」が64.4%、「肩こり」が61.6%という回答となりました。

テレワーク中にどのような体調不良を経験したかについてのアンケート結果

テレワークによって体調不良が増加する人も

テレワーク中の体調不良の経験がある人に「テレワーク前と比較して体調不良になることは増えましたか」と質問したところ、「大きく増えた」が12.3%、「少し増えた」が49.3%という回答となりました。

テレワーク前と比較して体調不良が増えた人の割合

体調不良が増えている理由としては、自宅と会社という場所の移動がなくなったことで、オンオフの切り替えがうまくできなくなったことや、外出自粛もあって運動不足になっていることなど、さまざまな要因が考えられます。

また、水分補給がうまくできていないことが原因で、知らないうちに軽い脱水症状になっている可能性もあるでしょう。

調査から見えてきたこと

今回、テレワークを週3日以上行う会社員を対象に、テレワーク環境下での水分摂取量に関する調査を実施しました。調査結果から見えてきたことをまとめます。

水分補給が減った人は20%以上

調査に協力いただいた人の多くが、必要とされる水分摂取量に満たない中、テレワークによって水分摂取量が減ってしまった人も20%以上いることが確認できました。

その理由としては、「飲み物を準備する手間がかかるから」が42.3%で最多。そのほかにも「決まった休憩時間がない」(30.8%)、「仕事に集中しすぎてしまい、忘れてしまう」(26.9%)といった回答も見られました。

水分補給は簡単なようで難しい

仕事場に行く場合は、通勤途中でペットボトル飲料を買ったり、水筒を用意したりする人が多いですが、自宅での仕事となると用意するきっかけがなくなり、仕事中は用意するのが面倒になってしまう人も多いようです。

オンオフの切り替えがしづらいテレワークの難しさとともに、大切だとは思いつつもついおろそかにしてしまいがちな、水分補給の難しさをあらためて確認することができました。

気分転換と水分補給の意識付けが大事

テレワーク以前との体調の変化を比較した結果では、テレワーク中の体調管理に苦労していることが見受けられました。オンオフの切り替えの難しさや、運動・コミュニケーション不足など、要因はさまざまありそうです。

これから暖かくなり、より積極的に水分補給を意識する必要がある時期が訪れます。体調を維持するには、体内の老廃物をきちんと出していくことが必要です。適度な運動とともに、意識して水分補給を行うことも重要です。こまめに水分を摂りながら気分転換も行い、快適なテレワークスタイルを実現しましょう。

テレワーク中の水分補給についての調査まとめ

  • テレワークで「飲み物を飲む量が減った」と回答した人は20%以上
  • 水分補給が減った主な理由は「準備する手間がかかるから」とした人が最多
  • 適度な気分転換と水分補給を意識して、快適なテレワークスタイルの実現を

水分補給の習慣化にはウォーターサーバーもおすすめ

自宅にウォーターサーバーがあれば、水分補給を習慣化させやすくなります。いつでもおいしい水がすぐに飲めること、視界にウォーターサーバーが入ってくることで、水を飲むことを意識しやすくなるためです。

ミズラボでは、さまざまな角度からおすすめのウォーターサーバーや選び方を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

もっとたくさんのウォーターサーバーを比較・検討したい人は

20社のウォーターサーバーを「水の種類」「デザイン」「コスト」の軸で比較した、以下の記事がおすすめです。ぜひ参考にしてください。

※記事の内容は記事制作時の各社公式情報に基づきます。現時点の正確性を保証するものではございません。