
ウォーターサーバーの後悔口コミあり!1000人アンケートでわかったメリットデメリット
【調査概要】
調査時期:2021年11月10日~2021年11月14日
調査対象:20~50代のウォーターサーバー所有者1,106人
調査方法:インターネット調査
ウォーターサーバーを導入したきっかけは?
はじめに「ウォーターサーバーを導入したきっかけ」について聞いてみたところ、「おいしい水を飲みたい」が54.0%で最も多い結果となりました。続いて「安全な水を飲みたい」が39.6%、「水を買うのが面倒」が38.9%という結果に。
日本では水道法に基づき水道水の品質を保っているので、いつでもどこでも安全な水を飲むことができますが、水道水の味は「カルキ臭い」「おいしくない」と感じる人も多く、それを反映した結果となりました。
ペットボトルでミネラルウォーターを買うのが面倒になって、水を宅配してくれるウォーターサーバーや、水道水を浄水して使えるウォーターサーバーを導入しているケースも多いようです。
ウォーターサーバーの主な用途は?
次に「ウォーターサーバーの主な用途」を聞いてみたところ、「水分補給」が74.0%と最多に。続いて「コーヒー・お茶など」が59.7%、「カップ麺・スープ作り」が41.0%という結果になりました。
主な用途は飲用水が多いようですが、料理や炊飯、赤ちゃんがいるご家庭では離乳食作りや調乳など、ウォーターサーバーはさまざまな場面で活躍しているようです。
用途が豊富で便利そうなウォーターサーバーですが、実際の使用感についてはどうなのか、アンケートの調査結果をさらに見ていきましょう。
ウォーターサーバーのメリットは?
ウォーターサーバーを導入してわかったメリットは、「冷水がすぐに利用できる」が60.1%、「お湯がすぐに利用できる」が58.0%、「おいしい水が飲める」が56.1%という結果になりました。
導入のきっかけでは、「おいしい水が飲みたい」「安全な水を飲みたい」という回答が多かったのに対して、実際に使用して感じるメリットでは「冷水・温水がすぐに使える」が最多。導入してからその利便性を実感する人が多いようです。
具体的にな口コミも確認してみましょう。
メリット冷水・お湯がすぐに利用できる
「冷水・お湯がすぐに利用できる」ことをメリットに感じているユーザーの口コミを紹介します。
- 特に夏場、冷たい水が飲みたいときにすぐ飲めるので助かる
- お湯を沸かす必要がないのでカップ麺やホットコーヒーなど、すぐ作れて便利
- 冷水も温水もあるので、赤ちゃんのミルクを適温で作れてすぐに飲ませてあげられる
コーヒーやお茶を淹れるためにお湯を沸かすことや、冷蔵庫から水を出してコップに注ぐといった手間が省略できる点に、利便性を感じているようです。
特にお湯を沸かす待ち時間を短縮できる点は、朝の忙しい時間帯や、赤ちゃんが泣き止まないときのミルク作りなど、ちょっとでも急ぎたいシーンで重宝します。
メリットおいしい水が飲める
続いて「おいしい水が飲める」古都にメリットを感じている人たちの口コミを紹介します。
- お店に買いに行かなくてもおいしいミネラル入りのお水がすぐに飲めて便利
- 天然水なので味がまろやかでおいしいし、除菌機能がついているので安心
- いつでも飲めるし、子どもたちも「おいしい」と大喜びです
ウォーターサーバーには、日本各地の名水地で採水された天然水や、不純物を極限までろ過したRO(アールオー)水を宅配してもらえる宅配水ウォーターサーバーと、自宅のウォーターサーバー内で水道水を浄水に変える水道水ウォーターサーバーがあります。
どれを選択しても味を阻害するカルキ臭がないので、水道水と比べて「おいしい」と感じやすいでしょう。冷たい水が飲める点もおいしく感じやすいポイントです。
メリットペットボトルを買わなくてすむ
3番目に多かったメリットは「ペットボトルを買わなくてすむ」でした。具体的な口コミを見てみましょう。
- わざわざペットボトルの水を買いに行かなくても持ってきてくれるので、便利
- ウォーターサーバーを導入したことでこれまで買ったり運んだりしていた手間がもったいなかったことに気付いた
- ペットボトルのゴミが大幅に減った。ゴミ捨ての手間が減ってとてもラクになった。
飲用・料理用にペットボトルのミネラルウォーターを利用している場合、定期的にスーパーなどに買いに行く必要があり、購入のたびに重い荷物を運ぶ手間が発生します。
しかし、ウォーターサーバーを導入すれば、自宅まで水を宅配してくれるか、自宅の水道を利用するため、水を購入したり運んだりする時間と手間が省けます。ペットボトルを処分する手間も削減できるでしょう。
メリット水分補給が習慣化する、ほか
「水分補給が習慣化する」点をメリットにあげる人も多くいました。そのほか「料理や飲み物がおいしくなる」「ミネラルが摂取できる」「災害用の備蓄になる」などが、ほぼ同率でメリットとしてあげられています。
- リビングに置いてあるので、いつでも水が飲める。子どもたちが好きなときに飲んでいる
- 災害時用のお水の備蓄にもなる。停電時にも出水できるタイプだと緊急時の飲用水にも困らない
- 炊飯で使用したら、お米の味がワンランク上がった。料理の味もひと味違う
ウォーターサーバーがリビングなどの目につく場所にあると、立ち上がったついでに「飲もう」という気持ちになるのでしょう。知らず知らずのうちに、水分補給が習慣化しやすくなります。
また、炊飯やスープなどの料理に使っている人からは、味がおいしくなったと感じる声も多く見られました。
水のストックは災害時の備蓄にもなります。断水しても少しの間であればウォーターサーバーの水でしのげるため、災害用の備蓄水を用意しておく必要がありません。
ウォーターサーバーのデメリットは?
反対に使用してみてわかったデメリットに関する調査も行いました。結果は「ボトル交換が大変」が44.2%、「設置スペースを取られる」が42.8%、「コストが思っていた以上にかかった」が38.9%と続いています。
ここからは、これらのデメリットをさらに掘り下げ、どうすればそのデメリットを軽減できるのかも紹介していきます。
デメリットボトル交換が大変
デメリットとして最も多かったのが「ボトル交換が大変」ということでした。ウォーターサーバーの標準的なボトルは12リットル=約12kgにもなります。それを1mほどの高さがあるウォーターサーバーの上部まで持ち上げるとなると大変です。使用中の人からも「思っていたよりも大変」との意見が見られました。
- ボトルの設置位置が上にあるので、交換のたびに重たい水を持ち上げるのが大変
- 重いボトルの交換に、年齢・体力的に限界を感じる
- 思ったより重たい。箱から取り出すだけでもひと苦労
ウォーターサーバーを利用するのに、ボトルの交換は避けられません。しかし、ボトルの設置位置が下方にあるサーバーを選ぶ、小さめのボトルを注文する、といった工夫をすれば、交換の労力を軽減できます。また、水道直結型のウォーターサーバーを選択すれば、そもそも水を交換する必要もなくなります。
デメリット設置スペースを取られる
「設置スペースを取られる」ことをデメリットにあげた人たちの口コミを紹介します。
- 置き場所に困る。場所によっては生活導線の邪魔になる
- 水が一度に送られてくるので、ストック場所の確保が大変
スリムな機種、コンパクトな機種も増えていますが、ウォーターサーバーはどうしてもある程度の場所を取ります。また、宅配水ウォーターサーバーの場合は、ボトルをストックしておくスペースも必要です。
しかしこれらの問題は、事前にウォーターサーバーの用途と生活導線を考えてから置き場所を決めることで、ある程度解決できます。床置き型、卓上型のどちらが向いているかなど、場所にあったウォーターサーバーを設置できれば、邪魔に感じる可能性も小さくなるでしょう。
ボトルのストックに関しては、定期購入ではなく必要になったらその都度注文できるメーカーを選ぶことで軽減できるほか、自宅の水道の水を利用する水道水ウォーターサーバーメーカーを選ぶことで解決できます。
デメリットコストが思っていた以上にかかった
続いて「コストが思っていた以上にかかった」ことをデメリットにあげた人たちの口コミを紹介します。
- 水道水に比べてコストがかかるし、電気代が高い
- ウォーターサーバーの本体代が無料でも、ランニングコストが思ったよりもかかったので安易に導入するのはおすすめしない
事前にシミュレーションすることで、「ウォーターサーバーの月額費用はこのくらいかな」と予測することはできますが、実際に導入してみたら思ったよりもコストがかかったという人も多いようです。
その多くは「シミュレーションよりも水の消費量が増えてしまうから」です。ウォーターサーバーの導入で水を意識的に飲むようになる人も多く、結果として水の消費量が想定を上回ってしまうことが主な要因と考えられます。
できるだけコストの変動を少なくしたい場合は、水代=水道代の「水道水ウォーターサーバー」を選ぶといいでしょう。
電気代については、省エネ性能の高いウォーターサーバーを選ぶことで抑えられます。
デメリット購入ノルマがあり水があまってしまう
ウォーターサーバーは多くのメーカーで水の購入ノルマがあります。そのため「水があまってしまう」ことをデメリットにあげた人たちも多くいました。
- 定期的に送られてくる水が多い。一人暮らしで出張も多いので、水があまる
- 使用人数が一人減ったら水があまるようになった
- 卒乳・職場復帰で使用量が減ったので、水があまっているけど、さらに定期便で水が届いて消費しきれない
ウォーターサーバーには、定期配送を行っているメーカーと、必要なときに注文できるメーカーがあります。また、1回の配送につき、最低本数が決まっているメーカーもあるので、契約時には必ずチェックしておきたいポイントです。一人暮らしなどで使用量がそれほど多くないことが予想される場合は、「必要なときに注文できる」メーカーを選択するようにしましょう。
デメリットメンテナンスが面倒
ウォーターサーバー利用者の20.3%、約5人に1人が「メンテナンスが面倒」なことをデメリットとしてあげています。
- 週1サーバーの掃除をしなくちゃいけないのが面倒です
- 掃除せずに放置していたら、カビが発生してしまったことがある
- 物理的に掃除できない場所があって衛生的にちょっと不安です
最近のウォーターサーバーには内部クリーン機能を搭載している機種も多くあります。「メンテナンス不要」としている機種もありますが、それはサーバー内部の話。給水口、ボトル取り付け部分、水受け皿など、外側は週1回のペースでの清掃・手入れが必要です。
きれいにしているつもりでも、手の届きにくい場所や細部にはホコリや汚れがたまってしまうもの。気になる人は定期的に交換やメンテナンスを実施してくれるメーカーを選ぶといいでしょう。
おすすめのウォーターサーバーをチェック
メリットもあればデメリットもあるウォーターサーバーですが、デメリットの多くはウォーターサーバーの選び方である程度解消できます。
ここからは、気になるデメリット別におすすめのウォーターサーバーを紹介していきます。最後にまとめとして各メーカーの比較表も載せているので、そちらも参考にしてみてください。
水の交換が心配な人におすすめ|コスモウォーター
水の種類 | 天然水 |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,104円 |
月額電気代 | 約125円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:2機種 |
ポイント
- ボトル設置場所が下部なので、重いボトルを持ち上げる必要なし
- 水は世界的な水の品評会で高い評価を得た天然水※
- サーバーはカラーラインナップが豊富
※「International Taste Awards 2021」最高得点金賞、「Berkeley Springs International Water Tasting 2020」金賞、「モンドセレクション2021」最高金賞。参照:コスモウォーターの実績|コスモウォーター公式
コスモウォーターには、水の交換が足元でできる「smart(スマート)プラス」という機種があります。水の交換はボトルを専用のバスケットに入れて片手でスライドするだけ。高く持ち上げる必要がないため、力に自信がない人でも簡単に交換できます。
smartプラスはカラーラインナップも豊富です。定番の白以外に、黒やウッドといったカラーも用意されているので、リビングやキッチンなどどんな部屋でも合わせやすいでしょう。
水は採水から48時間以内に出荷され、新鮮なうちに各家庭に届けられる天然水。数々の国際的な品評会で高い評価を得ています。
設置スペースが心配な人におすすめ|ウォータースタンド
水の種類 | 水道水(浄水/RO水) |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 約3,856円~ |
月額電気代 | 約150円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:5機種/卓上型:7機種 |
ポイント
- 家庭の水道水を利用する水道直結型ウォーターサーバー
- 省スペースで設置可能なスリムタイプや、電源不要モデルなど卓上型を豊富にラインナップ
- 水のボトルを保管するスペースも不要
ウォータースタンドは家庭の水道水を浄水して使う、水道直結型ウォーターサーバーです。
キッチンカウンターに置きやすい卓上型のラインナップが豊富で、横幅23cmのスリムな機種や電源不要の常温水専用ウォーターサーバーなど、予算と用途に合わせて選べます。
水は水道水を利用するので、ボトルの保管スペースもいりません。
コストが心配な人におすすめ|エブリィフレシャス
水の種類 | 水道水(浄水) |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 約3,306円 |
月額電気代 | 約360円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:1機種/卓上型:1機種 |
ポイント
- 家庭の水道水を利用する水道水補充型ウォーターサーバー
- 発生するコストはウォーターサーバーのレンタル料3,300円と、水道代だけ
- 初期費用もフィルター交換費用も基本的にはかからない。省エネ性能も高いので、電気代も抑えられる
「コストが思ったよりもかからないか心配…」という人におすすめしたいのが、水道水補充型のウォーターサーバー「エブリィフレシャス」です。
ウォーターサーバーのコストが膨らむ主な要因は水代ですが、その点エブリィフレシャスなら水代=水道代なので、たくさん水を使ってもコストの上昇幅は小さくすみます。
毎月の費用は3,300円のウォーターサーバーレンタル料と水道代だけ。購入ノルマもありません。水をたくさん使った月もあまり使わなかった月も、ほぼ一定の料金を支払うことになるので、コスト管理がしやすいでしょう。
省エネ性能も高いので、毎月の電気代もメーカー公表値で410円~と低コストです。
ノルマが心配な人におすすめ|富士の湧水
水の種類 | 天然水 |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,128円~ |
月額電気代 | 約680円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:1機種/卓上型:1機種 |
ポイント
- 毎月の購入ノルマなしで利用できる天然水のウォーターサーバー
- 水代も500mlあたり約69円と、天然水では比較的安い
- 最低契約期間も1年と短めなので、初めて利用する人にもおすすめ
富士の湧水は天然水のウォーターサーバーメーカーとしては珍しく、「1ヵ月に○本以上」などの購入ノルマがありません。必要な分だけ注文できるので、水がたまる心配なく利用できます。
水代も天然水の宅配水メーカーとしてはリーズナブル。ウォーターサーバーのレンタル料はかかりますが続けやすい料金体系といえるでしょう。
また、最低契約期間も1年と短く、仮に1年未満で解約したとしても、手数料は5,500円と安めに設定されているため、ウォーターサーバーを初めて利用する人におすすめできるメーカーです。
メンテナンスが心配な人におすすめ|アクアクララ
水の種類 | RO水(ミネラル添加) |
---|---|
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 3,908円~ |
月額電気代 | 約475円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:3機種/卓上型:1機種 |
ポイント
- 2~3年に1度、定期メンテナンスを実施
- 分解したパーツの洗浄や交換、全体の除菌・洗浄が行われるので衛生的に使える
- メンテナンス費用は毎月のサポート費用に含まれているため、新たな負担の必要はなし
アクアクララは、機種によって2~3年に1度のペースで定期メンテナンスを行ってくれるメーカーです。普段の清掃ではなかなか難しい、パーツを分解しての洗浄や、傷んだパーツの交換、全体の除菌・洗浄を行ってくれるので、衛生的に使い続けられます。
メンテナンスは毎月の「あんしんサポート料」に含まれているため、新たな費用負担を心配する必要はありません。故障や不具合があった際も専門スタッフが対応してくれるので安心です。
ウォーターサーバーの口コミにみるメリット・デメリットまとめ
- ウォーターサーバーのメリットで多いのは「冷温水がすぐに利用できる」「おいしい水が飲める」「ペットボトルを購入する手間が省ける」こと
- 反対にデメリットとして「水の交換が面倒」「場所をとる」「思ったよりもコストがかかる」と感じる人もいる
- デメリットは選び方によって最小限に抑えられるので、自分が何を重視するかをよく検討してから、メーカーや機種を選択することが大切
新規キャンペーン一覧表
新規契約者向けにお得なキャンペーンを展開しているメーカーもあります。申し込むタイミングで変わることもありますので、契約時にチェックしてみてください。
メーカー | 内容 | 期間 |
---|---|---|
コスモウォーター |
| 2023年3月31日まで |
エブリィフレシャス |
| 2023年3月12日まで |
富士の湧水 |
| 2023年5月31日まで |
アクアクララ |
| 2023年4月3日まで |
※キャンペーンには適用条件があります。詳細はメーカー公式サイトで確認してください。
おすすめウォーターサーバー|比較表
メーカー名 | コスモウォーター | ウォータースタンド | エブリィフレシャス | 富士の湧水 | アクアクララ |
---|---|---|---|---|---|
水の種類 | 天然水 | 水道水(浄水/RO水) | 水道水(浄水) | 天然水 | RO水(ミネラル添加) |
実質月額【24L】 (水+サーバー) | 4,104円 | 約3,856円~ | 約3,306円 | 4,128円~ | 3,908円~ |
月額電気代の目安 | 約125円~ | 約150円~ | 約360円~ | 約680円~ | 約475円~ |
サーバーラインナップ | 床置型:2機種 | 床置型:5機種/卓上型:7機種 | 床置型:1機種/卓上型:1機種 | 床置型:1機種/卓上型:1機種 | 床置型:3機種/卓上型:1機種 |
公式 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
もっとたくさんのウォーターサーバーを比較・検討したい人は
20社のウォーターサーバーを「水の種類」「デザイン」「コスト」の軸で比較した、以下の記事がおすすめです。ぜひ参考にしてください。
※記事の内容は記事制作時の各社公式情報に基づきます。現時点の正確性を保証するものではございません。